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あまこい
【学園物 官能小説】

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憧れの人-2

「あの、槙野先輩も部活ですか?」

彼女はビクンと驚いたように僕の方を見た。

「佐々木君も私の名前、知っているのね」

僕は照れながら言う。

「いや、その、槙野先輩は、なんて言うか…男子の中では憧れの先輩ですから」

ヤバイ、明らかに動揺してる。これじゃ僕が槙野先輩に惚れてることバレる。
僕は下を向いた。

「憧れの先輩か、男子はそんな風に私を見ているんだ、以外だなー」

僕は顔を上げ、彼女の顔を見詰めた。彼女の顔は言い様の無い程、整った顔である。


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