雨宿り-3 小屋には僕一人しかいなかった。それもそうだ、田舎のバス停は極端に人がいない、それにバスの来る時間帯も二時間に一本だ。このバス停の利用者の少なさが分かる。 「はー、この雨長いな」 独り言を言ってみる。一人の雨宿りは虚しい、何故か孤独感が広がる。