少年の精子-9
長い長い余韻がようやく醒めてくる。自分の体に付着する大量の破れたティッシュが激しく燃えたオナニーを物語っていた。
「こんなになるまで燃えちゃったのね、私…。」
精子が自分をこんなに狂わせるのかと、少し驚いた。
「ヤバいなぁ…、自制心を覚えないと…」
冷静に考えればまだ生きているかも知れない精子のついたティッシュを性器に擦り付けるのは怖い事だ。しかもそのまま膣に指を入れて掻き回してしまった。下手したら妊娠も有り得る。
「ティッシュで妊娠だなんて最悪過ぎるし…。それに誰のかも分からないのに。でも…」
精子のついたティッシュを性器に擦り付けた時の興奮は例えようのない刺激に感じた。その感覚を忘れられるかどうかは自信がなかった。
冴香は散らかしたティッシュをゴミ箱に片付ける。そして一番上に股間を拭いたティッシュを置いた。
「みんなの精子の中に私の愛液…。だれか気づくかな…。」
ワクワクした。
「もう一回だけ…」
冴香は再度オナニーをした。溢れた愛液を部室のあちこちに付着させる冴香。
「みんな喜ぶかな…へへへ」
誰か気付いてくれる生徒がいたらと思うとドキドキする。
2回スッキリした冴香は服を着直して家へ帰った。
そして手にしたのは山中が射精したタオル。もうさすがに乾いたが、かすかに黄ばんだシミを見ると嬉しくなる。
「クンクン…あ〜ん、精子の匂い…!」
深く吸い込む。
春菜のAVのラストは生徒全員に精子をぶっかけられるシーンだ。大量の精子を浴びる妄想でまたオナニーする。
「いつか私もたくさんの生徒の精子をぶっかけられないな…。」
精子に並々ならぬ興味を示す冴香だった。