一部の地域で迷惑-6
「璃子……」
「芳郎くぅん……ふわふわするぅ……」
璃子の躰を抱き締めて支える芳郎に、璃子は甘えて擦り寄った。
(うわあぁぁっやっぱ可愛いっだめだぁっ)
もう少し余韻に浸らせたかったがもう限界。
芳郎は璃子を左手で支えたまま、ゴソゴソとベルトを外しボクサーパンツと一緒にずり下げた。
片足だけ抜き取り、とっくに勃起している息子にゴムを被せる。
「っくぞ」
「んぇ?」
ぽやんと返事をした璃子の片足を持ち上げた芳郎は、パンツをずらしてグイッと腰を突き上げた。
グチュウッ!!
「ひあぁぁっん!!」
璃子は挿入と同時に軽く絶頂に達する。
「キ……ツッ」
不規則に蠢く胎内の感触に芳郎は顔をしかめた。
「んあ……よ……しろぉ……」
うっすらと目を開けた璃子にたっぷりと口付けて璃子が落ち着くのを待つ。
「……璃子……」
唇を離した芳郎は璃子の名前を呼んだ。
その声は切ない響きを含んでおり、璃子はなんだか胸が締め付けられる。
「動いて……いいか……?」
芳郎は我慢出来ないと言わんばかりに少し動いた。
容赦なくぶっこんだクセに変な所で優しい芳郎に、璃子は愛しさを感じる。
「ん……メチャクチャに……して?」
「はっ…疑問形かよっ」
芳郎は少し笑って腰を動かし始めた。
「あっあっあぁっ!奥ぅ奥にぃっ」
Gスポットを擦りつつ、奥の良い所を刺激すると璃子の目の前に火花が散る。
「ハァ……ハァ…璃子……璃子……」
「あぁんっ芳郎ぉっ凄いっ気持ちいいっ」
「俺も……璃子ん中…最高っ」
立ったまま繋がる2人は息をきらして絶頂へと駆け上がっていく。
「あっあっあっ……芳っ……もぅ……」
「璃子……一緒にっ」
「ああっキてぇっ!たくさん突いてっ!!」
「璃子ぉっ!!」
ズズンッ
「んあぁあっーーー!!!」
芳郎が1番奥で弾け、璃子が追いかけるように昇りつめた。