カリスマに向けて-6
まずはAVをかけながら箱からそれぞれバイブを取り出す。いざ握ってみると、まさに子供が初めて玩具を手にしたかのような胸の高鳴りを感じた。
「何か…凄いなぁ…ゴクッ…」
思わず唾を飲む。そして2本のバイブの本体とリモコンに電池を入れた。まずはセパレートスゥィングのバイブを手に持つ冴香。
「とうとうバイブデビューね…。じゃあスィッチを…」
恐る恐るスィッチを入れた。するとけたたましいモーター音と共にバイブがうねり出す。
「きゃっ!」
びっくりして手を離してしまう。まるで生き物のように床で動くバイブを見つめる。
「す、凄っっ…」
これが中に入ったらどうなってしまうんだろうと少し怖くなる。そして手を伸ばし取ってみた。
「うわっ…うねりだけじゃなくて振動も…!?」
初めて体験するバイブに少し戸惑う。
「こんなにウネウネするんだ…。」
その動きに見とれてしまった。
「こ、こっちのスィッチはクリ部って言ってたよね…。」
先端にブラシみたいなのがついている。冴香はそのスィッチを入れた。するとそのブラシが小刻みに、しかもかなりの速さで動き出す。
「す、凄っっ…!これがクリに当たったら…ヤバそう…」
快感が想像できない。
「ま、まずは動かさないで入れてみようかな…。」
怖くなった冴香は電源を切る。動かない状態でも卑猥だ。リアルに男性器が再現されたバイブを見つめる。
「こうして見ると先っちょってイヤラシイなぁ…。」
今まで本物さえもじっくりは見た事がない冴香。男の性器というものをじっくりと観察する。