第2章-1
私はこの美しい女をこれから好きなように調教できる・・・
そう思うだけで、心がワクワクしてくるのだ。
今までに、数え切れないほどの女達を調教してきたが
そのなかでもこの恭子という女は上の部類に入る。
ただ美しいというだけでなく
どこか本物のM女の直感を、私はこの女に感じるからである。
M女のタイプにも色々ある。
共通するところは多々あるのだが、それでも個性やその女の好み
生き様や考えていることなど、それぞれに違う。
故に、十人いれば十人分の調教が出来るわけであり
また、それがとてつもなく快感でもある。
これでもか・・・言わんばかりに痛めつけられてから、可愛がられたい女や
とことん痛めつけられ、気絶するほどの調教を受けても
少し回復すれば、更なる調教をされたい・・という真のM女がいたり
死んでも良いほど、痛めつけられたい女もいる。
そのように、この世界では色々なケースがあり、一様ではない。
その女達を自分の思い通りに痛めつけ、
ぐうの音も出来ないほど女を調教した後で、その女を犯す。
これほどの喜びがあるだろうか。
恭子は、そのうちのどの部類に入るのかは、今は分からない。
私は、まずは恭子に思いつくままに調教をし、
その反応を見て、一気に激しいハードな調教しようと思っていた。
私のやり方は一定ではなく、その時の女や自分の気分で調教をする。
いわゆる、決まったやり方に囚われたくないからである。
私は、この美しい獲物を、その豊かな乳房を痛めつけることから始めようと思った。
すでに私の爪で傷ついた恭子の乳房は、その痕で赤黒くなっていた。
乳首を煎餅のように摘んで平たくし、それを思い切り伸ばした。
まだ始まったばかりだというのに、恭子は悲鳴を上げていた。
女の命でもある乳房を痛めつけるのに、
S男というものは、興奮を憶えるモノなのだ。
まさに野獣でもある。