SM地獄(4)-7
(あぁ、私はバージンじゃない、もうバージンじゃないの)
痛みを感じながら何故か涙が眼から溢れていた。
(大介、奈々・・許して、お姉さんはもう汚れてしまったの、許して、
でも、間違ってない、間違ってないの、だって)
叔父に身体を突かれながら、喜美子は弟と妹に詫びていた。
しかし、その反面大人になった自分を感じていた。
(もう、引き返せない、すべてを運命に任せよう)
そう思うと気が楽になった、すると何故か痛みが遠のくような気がするのだ。
龍二は少し動きを止め、喜美子にキスしながら言う。
「すぐに、その痛みも無くなるよ、喜美子」
「はい、叔父様」
龍二は、毬のように弾力のある乳房を舌で舐め、乳首を吸った後、
ゆっくりとペニスを彼女の中で味わっていた。
彼は、喜美子の膣を味わうまで感じることはなかったが、
それでも処女を味わう感動は何物にも代えられないと思った。
龍二は喜美子の上に重なりながら、痙攣し喜美子の中に射精した。
こうして喜美子は女になった。
そして女学校を卒業し、事務員となり、健吾に見初められ
後妻として結婚したのである。
やっと掴んだ幸せ。
そう思っていた。
しかし、それは淡い夢だったのかも知れない。
幸せはそう長くは続かない。
こうして今、夫の息子にいたぶられ犯されている喜美子だった。
運命はどこまでも彼女を不幸にしていた。
しかし、
その不幸が、快感になるのを感じ始めたいたのも嘘ではない。