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hangover
【OL/お姉さん 官能小説】

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コロとカノジョの1日目-5

だって。可愛いだなんて言われ慣れてないもの。まして年下男子から可愛いなんて言われるなんて。どんな反応していいのかわからないよ。

「私よりよっぽど西島のほうが可愛いと思うけど?」

「オレは可愛いですよ。だってコロに似てるんですよね?」

「うん、西島はコロっぽい。でも時々びっくりするくらい大人びた表情するよね」

「大人びたって。オレ、一応オトナのオトコですよ?」

「や、そうなんだけどさ」

上手く伝えられないのがもどかしくて西島の胸に額をくっつける。そんな私の気持ちを汲み取ってくれたのか、優しく抱きしめてくれる。

「大丈夫ですよ、オレも緊張してますから。すげぇドキドキ言ってるの、わかりません?」

確かに伝わってくる鼓動は、規則正しいけれど少しテンポが速いような気がする。答える代わりに西島の顔を見上げると、照れたように笑ったあと私の額にキスを落とした。

「じゃぁ、シャンプーからいきましょっか?」

「立ったままってやりづらくないの?」

「まぁ多少は。でもココ狭いですし。榊さんとオレとの身長差ならなんとかなります」

「悪かったわね、チビで」

思わず頬を膨らませてしまう。

「むしろオレは大歓迎ですよ?守ってあげたくなります。あ、少し首を後ろに倒してもらってもいいですか?目つぶってくださいね」

ほんとになぁ。なんだろう、コイツの余裕っぷり。言われた通りに目を閉じて首を後ろに倒すと優しくシャワーで髪を濡らし始める。顔にかからないよう、細心の注意を払いながら。充分に水を含ませると一度首を起こしてよいという。シャンプーを泡立てると優しく洗い始める。人に洗ってもらうのってこんなに気持ちよかったんだ。それとも西島だから?

「トリートメントしてる間に身体洗っちゃいますよ?」

「ヤダ、っていってもするんでしょ?」

「はい」

自分でも可愛くないと思う物言いにも、コイツはニコニコと対応する。大きな手でボディソープを泡立てると首筋、肩、腕へと手を滑らせていく。背中、ヒップ。恥ずかしくてでも気持ちよくて。西島の顔を直視できない。そのうちに胸に泡が触れる。最初は遠慮がちに手のひらで撫でるように動かしていたのに、私が抵抗したりしないとわかると段々いやらしい手つきに変わっていく。下から上に持ち上げるように揉んでみたり。長い指と指の間で先端を挟み込んでみたり。

「榊さん、顔赤いですよ?なんか息遣いも荒くなってますけど具合悪いですか?」

心配そうにでもからかうようにそんな聞き方をするけれど声は少しかすれてなんだかとてもセクシーで。

「西島の手つきが段々エロくなってきたからでしょ?」

そう抗議している間も西島の手は私の胸を弄び続ける。

「だってこんなに気持ちのいいおっぱい触ってたらエロくなりますよ」

「…バカ。でもお好みの巨乳じゃないし、むしろ貧乳ですけど?」

いつだかの飲み会で巨乳好きだと同僚に暴露されたことを思い出す。

「いやいやいやいや、別に巨乳好きなわけじゃないですし。貧乳なんかじゃないですよ。こんなに揉みごたえたっぷりですし。むしろビニュウですよ」

「ふーん、微乳ねぇ。やっぱりちっちゃいって思ってるんじゃない」

「ち、違いますって。美しいほうの美乳ですって。だってCカップくらいありますよね?」

慌ててフォローしてる姿が可愛い。やっぱり一言余計だけど。

「正解。西島は触っただけでカップがわかるほど経験豊富なんだ」

「そんなことないですよっ。ちょ、榊さん。そんな軽蔑した目で見ないでくださいよー」

からかいがいのあるヤツめ。コイツの困った顔好き。って私の性格もだいぶゆがんでるな。

「経験豊富な西島くんにたっぷり気持ちよくしてもらわなくっちゃ」

「もう、榊さんってば。そんなこと言ってあとで後悔しても知りませんよ?」

あ、何かスイッチ入ったかも。ちょっと危険な目してる。泡だらけの私を抱きしめて噛み付くようなキスをした。壁に押し付けられ、両手で胸を揉みしだく。さっきまでのソフトなエロさではなく、だいぶハードな揉み方で確実に私を追い詰めていく。

「ココ、すごいコリコリしてきましたよ?」

「んっ…」

乳首をひねりながら引っ張り上げられるとたまらずに声が漏れた。

「榊さんのやらしい声、サイコーです。もっと聞かせてください」

顔が近づいてきてキスされるかと思ったら、耳元で囁かれた。

「やっ」

「もしかして榊さん、耳弱い?」

「…な、何よ?悪い?」

「悪くなんかないですよ。榊さんの弱点みつけちゃった」

いたずらが成功した時の子供みたいな、得意げな表情を浮かべたと思ったらすぐにセクシーな男の顔に戻る。

「そろそろこっちも洗いましょうか?ほら、足開いてください」

「いいっ、ソコは自分でっ」

「ダメ。オレに洗わせてください」

拒否しようとした唇は西島の唇で塞がれて、足の間に西島の足が割って入り無理矢理広げさせられる。胸を弄んでいた手がわき腹を滑って降りていき足の付け根を撫で回す。それ以上先に進むのを拒む私の太ももを払いのけて長い指がいきなり核心に触れた。

「すごい。もう濡れてる」

「やだっ」

「イヤなのに濡れるんですか?あ、ほら。また出てきましたよ?トロトロの液。これシャワーの水じゃないですよね?」

「あん」

耳元で囁きながら入り口を刺激されたら誰だってそうなっちゃうと思うんですけど。そう口を開こうとした瞬間、西島の長い指が侵入してきて抗議の声ははしたない喘ぎ声に変わる。

「ほら、榊さんのココ、ビショビショだからスッって指吸い込まれちゃいましたよ?」

「んあっ。ダメっ」

中を探るようにかき混ぜられ、浴室にいやらしい声が響き渡る。


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