えっちなたそがれ-2
私がまだ中学生だった頃、近所に４つ歳上のさつき姉ちゃんというのが住んでいた。
もちろん、小学生だった頃から知っていたが私の中の一番鮮明な記憶は中学生の頃で止まっている。
さつき姉ちゃんは高校生かあるいはそれを卒業したぐらいの計算になる。
小学生の私はずいぶん大人だったさつき姉ちゃんに憧れて、よく遊びに行っていた。
さつき姉ちゃんは暇な時は遊んでくれたけど、そうでない時はあまり相手にしてくれなかった。
そこがまた大人っぽくて、私はますますさつき姉ちゃんに近付こうとする。
遊んでくれる時はとても優しくて、いろんな事に気遣ってくれた。
相手にしてくれない時は本当に素っ気なくて正直、私はさつき姉ちゃんなんか嫌いだと何度も思った事がある。
だけど私はさつき姉ちゃんが本当に大好きで彼女がお姉さんだったらどんなにいいかといつも思っていたのだった。
それから私の中のさつき姉ちゃんの最後の記憶…
その頃、やはり近所に涼太と健太という男の子が住んでいた。
たしか理髪店の兄弟だったと思うけれど、どちらがお兄さんでどちらが弟だったのかさえ、よく覚えてはいない。
その兄弟はやはりさつき姉ちゃんと同じぐらいの年でたしかお兄さんの方は大学生と言っていたように思う。
その日、私はさつき姉ちゃんのところにいたのだった。
そしたらその涼太健太がやってきて、さつき姉ちゃんを横取りしようとする。
「ねえ、いいじゃん。」
「ダメよ今は。」
最初は普通に何か話していたけど、その兄弟たちがさつき姉ちゃんにくっついてしきりに何かに誘いだした。
その時、片方は私と同じようにさつき姉ちゃんの漫画本を眺めている。
「ダメだったら、近所の子が来てるじゃない。」
「さつきはちょっと用事ができたんだって。」
言い寄ってた方が笑いながら、私に帰れとばかりにそう言った。
「いやよっ！」
憧れのお姉ちゃんが相手をしてくれる時って、そうある事ではなかった。
特に最近はそうだったから私は意地になって拒否した。
そうこうしてる間にさつき姉ちゃんの胸を触りだす。
それが何を意味するのかぐらい、中学生にもなればもう当然分かっていた。
「ダメだったら…もう、子供が見てるじゃない。」
私は意固地になって帰ろうとしない。
男たちに嫌悪感を覚える。
「もう中学生だろ？
だったら社会勉強だし、いいじゃん。」
男はさつき姉ちゃんのシャツを捲り上げると露骨に乳首を吸いだしたのだ。
誰にも言えなかったけど、本当の事を言えば私は小学生の頃からもうオナニーを覚えていたのだった。
胸が膨らみ始めて、アソコに毛が生えてきた。
布団の中で性器や発育しかけた乳房を触ると気持ち良くって仕方がない。
男たちがさつき姉ちゃんとセックスしようとしている事が分からないわけがなかった。