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愛のレッスン
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愛のレッスン《続編》-2

しかし、ひと糸まとわぬ身体をあられもなく正面から押さえつけられ、おまけに足の間に太股をぐいぐい割り込ませてくる。
その羞恥心にどうしようもなく、昂ぶってくる気持ちは押さえ様がない。

 今岡の冷たく無表情な顔が奈美の唇を奪おうとする。
 シャワーの水が耳元で激しく音を立てていた。

「待って、奥さんが!こんなことを知ったら、あなたの奥さんが怒るわ」

「あんたは、俺の女房に言えないさ!こんなこと絶対にな!」

 今岡の身体がついに、奈美に密着し、唇を捉えようとする。顔を背けても、頬にキスをされ、耳、そして首筋と、ついばまれていく。

 太股に今岡の異物が当たっているのを感じる、まだ大きくなってはいないが、それが怒張した時を想像すると、下腹部が痛くなる。

 あの時見た、その隆々として、獣の様にグロテスクなたぎり…。

 両腕を押さえられ、首筋から、肩、鎖骨のくぼみ、そして胸へと唇に責められる。

「ま、待って!やめて!彼は?彼はどうしたの?」

「帰ったよ」

(そんな!そんなバカなことって)
 絶望に一瞬力が抜ける。
 ついに乳首を吸われる。それは唇に挟まれ、舌先で上下左右にこねくりまわされる。
 そして強く全体に吸いつかれると、身体がビクンと敏感に反応してしまう。

 今岡は、そんな奈美の反応を見逃さない。

「乳首、勃ってきたぜ」

 今岡が不敵に笑う。
その責めは計算されている様にしたたかに、今度はザラザラした舌全体で舐めあげてくる。
 それでも内からくる快感を押さえ、身体から力が抜けそうになるのを必死で耐える。

 今岡が太股を持ち上げる。奈美の股間に強く膝頭が当たり、身体が持ち上げられ、自然に爪先立ちになる。
 ソコから伝わってくる激しい感覚と男の力強さにクラクラと意識が消えかける。

「どうした声が出なくなったぞ?耐えきれなくなってきたか?」

 とっさに、奈美の両手が解放される。
 ハッとして、慌てて今岡の身体を離そうとするが、瞬間、もの凄い力で腰を抱えられ、宙に持ち上げられる。
 手足をバタバタとさせても、降ろして貰うことは許されない。
 背骨が折れそうなくらい締め付けられる。

 持ち上げられたまま、ベットまで運ばれる。

 やわらかい布団に放り出され、上に乗ってくる。

「やめてよ!声を出すわよ!」

「出してみろよ!誰も来やしないぜ」

 思いっきり手を振り回し、今岡の身体にこぶしを叩きつける奈美。

 次の瞬間、パァーンと頬を打たれ、奈美は眼の前が真っ白になった。

「いい加減にしろ!これは、あんたの彼が望んでいることなんだよ!」

「うそよ!そんなの絶対うそだわ!」

 今度は2回、頬に平手打ちを受け、奈美はどうしようもない恐怖に包まれる。

「おとなしくしてれば、すぐ終わるんだよ!」

(もう、ダメだわ)
 恐怖と絶望感で、奈美の全身から力が抜けていってしまう。

  …………

 狭い洋服タンスの扉の隙間から、俺はその様子をずっと見ていた。

 額から汗が顎を伝ってしたたり落ちていた。
 全身も汗でべっとりとしている。
 身動きするスペースは無い。
 いや、もはや目の前で起きている光景に、身動きすることも出来なくなってしまっていたのだ。

 そう、こうなる様に仕組んだのは自分なのに、その愚かさに、身を引き裂かれる思いで、ただ呆然としている。
 もう、そこに居る俺は心を持たないただの脱け殻だった。

 隙間の外では、奈美の股間に顔を埋めている今岡が見える。
 その片手は伸びて、乳房を鷲掴みにし、もてあそんでいる。
 奈美の表情が歪み、腰がしだいに動き出す。
 まるで今岡の顔の動きに合わせるように、浮き沈みを繰り返す。

 やがて全身が仰け反り、きれいな喉が伸びる。

(気持ちいいのか?今岡に舐められて、感じまくっているのか?奈美!)

 信じたくない。と言う思いと裏腹に、股間の熱い疼きを押さえられず、いつの間にか、おのれのイチモツをひねり出し、しごいている俺。

「フェラを教えてやるよ!」

 今岡は奈美の身体を起こし、膝立ちになって奈美の目の前にそのどデカイ異物をぶらぶらと振り回す。

「ホラッ舐めてみろよ!フェラがうまくなれば、彼も喜ぶぞ!」

 横を向く奈美の顔を掴み、唇に先端をねじ込もうとする。

「まだ、分からない様だな!俺をいかせないと終わらないんだぞ!」

 奈美はしかたなく、その塊りをおそるおそる握り、ゆっくりと前後させる。


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