白い世界-24
「やっ……エンさんっそれはちょっと……」
キャラは少し足を引いて嫌がったが、エンはそれを許さず足首を掴む。
「あれぇ?された事ない?」
アースの事だから躰の隅々まで舐め回してるかと思っていた。
「あぁ、そこはした事ねぇなぁ……」
足の裏にキスするエンを見たアースは、先を越された気になり小さく舌打ちする。
「ふぅん……じゃあ、ココは僕が初めてなんだぁ〜」
ふふふ、と嬉しそうに笑ったエンはキャラと視線を合わせたまま舌を出した。
恥ずかしがって視線を反らそうとしたキャラの顎を掴んだアースは耳元で囁く。
「目ぇ反らすなよ」
エンは出した舌でゆっくりと足の裏を舐めて、指を口に含んだ。
「や……ぁっ」
1本1本丁寧に舐めていくエンの視線から逃れられずに、キャラはドレスの裾を握る。
ちゅぽん、と音を立てて小指から口を離したエンは1度自分の唇を舐めると足の甲から上へと舐め上がってきた。
「は……あぁ……んあぁっ」
ドレスの中に潜り込んだエンに、太股の内側を舐められたキャラは躰をひくつかせる。
「ここ見えないから良いよねぇ?」
エンは返事も聞かずに内太股に強く吸い付いた。
「あぅっ」
「あ、このやろ。キスマーク付けたなっ」
「3P記念〜」
へへへ〜と笑ったエンはドレスを捲り、キャラの下半身をあらわにする。
「「ぐっちょぐちょ……」」
下着に覆われたキャラのそこは、布越しでも分かるぐらいに濡れており、アースとエンは思わず声を揃えて言った。
「あ〜ぁ、ドレス汚れちゃうねぇ〜綺麗にしなきゃ……」
エンは下着を剥ぎ取ると濡れそぼったそこに口をつける。
「んあぁっんっ」
舌全体で液体を舐めとられたキャラの躰が大きく跳ねた。
アースは胸元から手を滑りこませ、直接肌を触る。
「あっんんっ」
キャラは左腕を上げてアースの頭を抱え、右手はエンの赤い髪をくしゃくしゃにして掴んだ。
「エンの舌は気持ちいいか?」
「あっあぁ……んうぅっ」
「ちゃんと答えろ」
アースはキャラの乳首を強めに摘まむ。