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ゼビア・ズ・ストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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白い世界-23

「帰ろう」


 オーウェンは命をかけて噴火を止め、火山を死火山にした。
 これから先、ファンが火山の噴火に悩まされる事は無いだろう。 指揮者を欠いた魔物達は統率を失い、散り散りになった。
 散っていく魔物達や、それを眺める兵士達の上にも雪が降る。

 半日降り続いた雪は倒された魔物を浄化し、戦いで負った傷を癒した。
 翌日には溶けてしまったが、魔力を大量に帯びていたため雪が溶けた後のファンは花が咲き乱れる風景へと変わっていた。
 不思議な雪は避難場所や洞窟内にも降り、怪我人達を癒したそうだ。

 平和になった島に戻ったファン国民は戦いで亡くなった家族や友人、他国の兵士達、そしてオーウェンのために葬式をあげ、故人を惜しんで夜をあかして思い出を語った。
 しかし、湿っぽい雰囲気もたった3日で終わる。
 直ぐに気持ちを切り替えて、ギルフォードの結婚式を5日後にする事になったのだ。

「なんつうか……パワフルだよなぁ」

「っ……そうか……な?」

「そうだよぉ〜普通、自分の国のトップが死んじゃったら1週間はどんよりムードだよぉ〜」

 しかも、死んだのはファンを建国時から守ってきた守護神だ……あまりにもアッサリし過ぎじゃないだろうか?と言うアースとエンにキャラは首を傾げる。
 昔からファンの葬式はお祭りと大差ないのだ。

「文化の違いだねぇ〜」

「……んっ」

「普段はあんま気になんねぇけどな」

「ぁっ……」

 普通に会話をしているように聞こえるが、時折混ざるキャラの小さな声でわかる通り……実はアースとエンはキャラの躰をまさぐりながら話をしているのだ。
 そう……戦いの中で思いついた『アホな事』を只今実行中。
 薄いピンク色のドレスを纏ったキャラは、ベットの上でアースに後ろから抱きすくめられ、服の上から胸を弄られていた。

「っふ……ぅ……」

 その様子をエンはキャラの足の間から眺めていた……肘をついた片手に顎を乗せて、捲れ上がったドレスの裾からすべらかな足を撫でながら。

「う〜ん……やっぱ、可愛い〜」

 頬を染めて快感に身をよじらせるキャラはとても色っぽく、普段の男らしさを知ってるだけに効果倍増だ。

「だっろ?それに、良い声で鳴くんだよな〜」

 アースはキャラの首の後ろにキスをしながら自慢気に言う。

「ギャップ萌えって言うの?お姫様のキャラって綺麗で大好き〜」

 エンはキャラの左ふくらはぎに舌を這わせて徐々に下がっていき、足の裏をペロリと舐めた。


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