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事務員狩り
【OL/お姉さん 官能小説】

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誰が私を犯したの?-11

 翌日、何事もなかったかのように出社した京香。男達を恨めしく感じながら、武田、下川、小俣、そして健太郎と挨拶を交わす。
 (この中の誰かが私をレイプしたんだ…)
怒りがこみ上げてくる。昨日の男の会話から、山下は容疑からは外れていた。この4人の中に犯人は絶対いると思っていた。
 その中でも一番疑っているのは健太郎だった。そういう事をしそうだったからだ。女に見境ないイメージがある。
 「清水さん、おはようございます!昨日は遅かったの?」
七恵が心配そうに話し掛けて来た。
 「あ、遅くなりそうだったんで途中で切り上げました。」
 「そう。手伝える事があったらお手伝いするから、遠慮しないで言ってね?」
 「あ、はい。ありがとうございます。」
男に酷い目にあった京香は、女の優しさが凄く嬉しく感じた。
 七恵が健太郎に書類の件で質問しに行った。
 「ここなんだけど…、」
 「ああ、これはね…、」
教える健太郎。やはりチラチラ胸元や太股を見ていた。
 (いやらしい…。川田さんが一番怪しい。)
そう思った。
 「ねぇ、七恵さん、今度遊ぼうよ?」
 「どうしようかなぁ…フフフ」
そんな会話が聞こえてくる。
 (ダメよ弓野さん、そいつはレイプ魔なんだから!)
思わず七恵を心配してしまう。
 翔子とも仲良く話をする健太郎を見てますます確信が深まる。
 (島田さんは色んな人としてるから平気か。島田さんとだけヤッて満足してればいいのに。でもあの女好きな所…絶対犯人たわ!)
見てるだけで怒りがこみ上げてくる。
 今日も京香は残業する。怖さはあったが、仕事が終わらない。憂鬱ではあったが残業した。しかし今日は武田と下川が事務所でまだ仕事をしている。男の話では武田と下川も亜紀を弄んだみたいだ。それが怖かったが、もしこの2人が自分を弄ぼうとすれば犯人がはっきりする。犯人が分かるなら…、京香は2人の中に敢えて身を置いた。
 1時間もすると武田が話しかけてきた。
 「清水〜、一服しないか?ジュースでも飲むか?」
 「あ、はい。」
京香は武田と下川について自販機まで行き椅子に座り一休みする。


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