第八章 絶頂を奪う-1
睦子は恍惚とした表情で、無残に開かれた美脚の中心に指を伸ばしていった。体が燃えるように熱い、痺れるような快感が体を包み、体の中心から狂おしいほどの疼きが湧き上がる。体の中が熱く溶け出し、体液となって流れ出して行くのが分かる。睦子は茂みの中心に、中指と薬指の二本の指をあてがうとずぶずぶと体内へ侵入していった。
くちゅうううう! 押し込まれた指の間から大量の愛液が溢れ出る。同時に睦子の体を激しい痙攣が走り抜ける。
「んあああ、あなたあああああ!」
「イクな! イクことは絶対に許さない!」
「ん、あぐう!んぐうううううううう!!!!」
睦子は、登り詰める寸前のギリギリの所で留まっていた。完全に火がついた今の睦子にとって、それは拷問以外のなにものでもなかった。
睦子の体が狂おしいほどに絶頂を求めることは分かっていた。睦子は人並みはずれた感度を持つ舞の母親で、舞を遥かに超える貪欲な性欲を持っているのだ。だからこそ俺は、睦子に絶頂を許すつもりはなかった。狂おしく絶頂を求める睦子からそれを奪い、睦子が簡単に口にした「思い留まる」という言葉の本当の意味を、その体に刻み込んでやるのだ。
睦子は耐えていた。湧き上がった快感が行き場所を失い、凄まじい疼きとなって体内に充満する。同時に背中を耐え難い悪寒が這い上がっていく。
「いやあ、お願い! んっぐうう! いか・・せて・・あぐ、あぐうううううう!!!」
睦子の意思に反して、体の中でゆっくりと絶頂の爆発が始まった。睦子は、それをも意思の力で抑え込んでいく。
「んああ、だめええ!!! こ、壊れる・・・・」
「ダメだ。耐えるんだ!」
睦子の体を2度、3度と激しい痙攣が走り抜ける、睦子は長い時間、空気に飢えた魚のように口をパクパクとさせながらそれを耐え切った。その美しい太ももには玉のような汗が噴出し流れ落ちていた。
「どうして・・・どうして、許してくれないの?」
「オナニーを見せるのは、睦子が快感を貪るためだったのか?
違うよな。覗いたことの償いだったはずだ。忘れたのか?」
「そんな!」
「さあ、続けるんだ。」
「だ、だめよ。もう、たまらない気分なの、少しでもしたら・・・」
賢治が、睦子の枕元に上る。そして、男根を取り出すと、睦子の目と鼻の先で隆々としごいてみせた。
「俺も快感に溺れそうだ。睦子が欲しくてたまらない。
睦子のオ○ンコにこの一物を突っ込んで、めちゃめちゃに掻き回してやりたいと思っている。
どうする、思い留まるのをやめるか?」
睦子は気付いた。これは償いなのだ。賢治の狂おしい思いを押さえつけ、耐えることを強要したのは外ならぬ睦子自信なのだ。罰を受けるのは当然だった。
「ごめんなさい。あなたの方が辛いのに・・・」
「最初はゆっくりでいい。もう一度オ○ンコを指で掻き回すんだ。」
「あああ、あなた!」