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不倫ごっこ
【幼馴染 官能小説】

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不倫ごっこ-7

「ねえ、分かったわよ…挟む方法。」

そう言って私はタカ君の首に腕を回し、膝に跨がって本当にアソコの割れ目に挟んだりしたわけではないが茂みのあたりにペニスを押しつけてみた。

「でも、これで子供はできないわ。」

そうしてキスをする。
不倫するってどんな気持ちだろう?
夫や子供がいながらも好きになってしまった人と裸で抱き合うのと昔、好きでたまらなかった人と抱き合うのと、どうちがうのだろう?

唇を重ねて、一度離し目の前で顔を眺めて微笑む。
私を見る伏せた優しい目はあの頃のタカ君にはないものだった。

それからまた唇を寄せて舌を絡め合った。
好きだった人とセックスする場合はたぶん、好きになった人に抱かれるような悦びよりもどこか覚めて冷静な自分がいるのだろう。

「ねえ、暑い。逆上せちゃうわよ。」

備えつけの白いバスタオルでタカ君の体を拭ってあげた。
大切なものを愛うしむようにそっと肩にタオルをあてる。

手前には三畳敷きの畳の間かあって、脱衣かごと小さな冷蔵庫が備え付けてある。
私は体にバスタオルを巻いて、冷蔵庫の中を物色したがこれから車を運転して帰るタカ君にビールは勧められないだろう。

とりあえずコーラの缶を差し出した。
その缶に私も一口つけて飲む。

喉が渇いた感覚はなかったけど、ぐびっと一息飲み込んだ。
冷たく甘く、酸っぱい感覚が体の中に流れこむ。

抱きかかえて押し倒された畳の上は古くて懐かしい匂いがした。

「ヤダ…ダメよ。
ダメだったらぁ…ゲブッ…」

押し倒された拍子に炭酸が込み上げた。
ムードもなにもあったもんじゃない。

ダメ…おっぱい…舐めちゃ…
へんな気分になっちゃうじゃない。

タカ君と私の体から、ほんのりと温泉の匂いが立ち込めた。
浮気はこんな事からバレちゃうのかしら?

主人からこんな匂いがしたら、私はきっと間違いなく女といた事を悟るだろう。

綺麗に拭った割れ目から、またぐっしょりと滴が溢れだしてきた。
タカ君がいじくりまわしたりするからだ…

私はあの頃の中にいた。

それなのに…
だんだん…だんだんと…
淡くて切ない気分に引き込まれてしまう。

いいわ。
立派になったタカ君のおちんちん…
私がお口でしてあげる。





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