店長日記 3-4
「もう、降りる駅です。やめてください。お願い。」
雅代が整った顔立ちを染めながら信二を見つめてくる。
指で悪戯されて、おXXこなんかぐっちょぐちょにしているくせに
ノ−パンは恥ずかしいのかな。
でも信二は、雅代のそういう恥じらいが可愛くってしょうがないのだ。
許してやるか。
手の力を抜く。
「こんばんは、ストリップだな」
雅代が頷く。
可愛くなって唇を奪う。
駅の構内は、売店もあり、おみやげ物をひらづみにしたワゴンも出って
いる。
身延山にでもお参りにいったのか、数珠を手に持った年寄りの観光客が
何人かいる。
信二は、赤い顔をしながら、奥様に支えられながら階段を上がる。
上がり終わると、売店やワゴンの並んでいる広いスペ−スに。
その先に改札口がある。
雅代は、膝上の短めのタイトだ。
雅代が美しい脚線を運ぶたびに、ヒップの丸みが悩ましく揺れる。
信二は横並びで新婚のようにくついて歩いている。
ヒップを撫でまわすだけならよいが雅代が油断をすると、躊躇もなくヒップ
のあたりの生地を捲り上げてくる。
白い太腿どころか豊かなヒップまで露出させてしまう。
荷物をもっているためうまく抵抗もできない。
必死で裾をもどす。
そんなことを平気で繰り返すのだ。
「やめてお願い。 ほんとにだめ」
「じいちやんに、冥土のみやげだよ。
こんな美人のケツ魅って死ねるなんて最高だよ」
駅員の不審な視線を受けながら改札口をでると線路をまたいで駅の南北
を結ぶ通路だ。
そこを歩いていくと階段とエレベ−タ−が併設している。
その下にロ−タ−リ−がありバスやタクシ−が止まっている。
エレベ−タ−では、タイトからあふれそうなヒップを撫でまわす。
指が蕩ける。
後ろのめかしこんだ主婦たちにまるみえだ。
タクシ-に乗り込むと、信二がホテルの名前を告げる。
女子大生や人妻のコンパニオンが男を楽しませるためのホテルだ。
宴会では、王様ゲ−ムやストリップの余興をおこなう、最後には男に金で
買われてしまう。
「この奥さん、今晩デビュ−なんですよ。
町内会の役員の集まりみたいで。
宴会でストリップしたあと客がつけばいいんですけど。」
剥げ頭の60代のおやじがバックミラ−で雅代を観察する。
乗せたときから、人目を引く華やかな雰囲気をもっている。
白い顎のラインは、少し丸みを帯びているが親しみやすい整った顔立
だ。
指の白さに眼が止まる。
男好きのする、白ムチの体つきのようだ。
カットソ−の盛り上がりも美味そうだ。
何人もコンパニオンを乗せたが、その中でも上玉だ。
ストリップだけでも見たいものだ。
「運転手さん、大7枚で買わない」
眼の細い男が笑いながら言う。
奥様は、首筋まで赤く染まる。