羊の皮を剥ぐ-7
健太郎は事務服のボタンを外すと、ブラウスを一気に引きちぎる。
「きゃっ!何すんのよっ!」
弾け飛ぶボタン。ピンクのブラジャーに収まった小ぶりな胸が見えた。
「俺、知ってんだよ。お前が誰にでも好かれていつもニコニコしているような女じゃないって事を、ね?」
「えっ…?」
驚く亜紀。
「影でうちの男どもを馬鹿にしてるよな?ニコニコしてりゃチヤホヤしてきてちょろいって、な?」
「えっ…?」
ドキッとする。
「部長の事はハゲハゲ呼んでるし、三宅の事はワキガ野郎、池田の事はしつこいチビ、近藤の事は骨なし野郎…、友達の間ではそう呼んでるんだよな?」
「な…、何でそれを…。」
「俺の事は30にもなって彼女もいなく結婚もしてないからホモなんじゃないかって笑ってるよな?」
「い、いえ…」
心臓がバクバクしてきた亜紀。
「俺はな、彼女がいなくてもお前みたいに性欲を満たせる事務員がたくさんいるから別に彼女なんていらねーんだよ。こうしてホテル行かなくてもここでヤレるから金かかんねーしな?」
「今までにもこういう事を…?」
「ああ。何人犯したかわかんねーよ。そして最新の女がお前って訳だ。へへへ」
怖くなる亜紀。
「ま、お前が本当に性格がいい女だったらやろうとはしなかっただろうな?俺も鬼じゃねぇ。でもお前は性根腐ってそうだから別にヤッてもいいかな、みたいな。」
「い、嫌よ、私は!ふざけないでよ!」
「ふざけてないよ。俺はお前をマジレイプするよ?へへへ」
健太郎はいきなり荒々しくブラジャーを押し上げパンティを剥ぎ取る。
「いやっ!」
抵抗する亜紀だった。