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sweet chocolate
【OL/お姉さん 官能小説】

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sweet chocolate-5

「まぁ決まってもいないことを心配しても仕方ないんだけどな」

吸殻を灰皿に押し付けて火を消すと、私の頭を撫でる。

「ごめんな、不安にさせるようなこと言って」

「ううん。でも話してもらえてよかった。何も知らない状態でいきなり辞令とかで知ったら卒倒しちゃうもん」

「あ、それはそれで面白かったかも。ちょっと見たかったな」

「ひどーい」

「もし異動になったらさ。すぐにとは言わないけど、ついてきてくれるか?」

「はい」

そう答えると優しく抱きしめてくれた。久しぶりに感じる、しゅーちゃんの胸の鼓動が心地いい。

「ちょっとすっきりした。でもチカ残して異動すんのは心配だなぁ」

「へ?」

「悪い虫がつきそう」

「はい?」

「狙われてるのに、気づかなそうだし、気づかないもんなぁ、チカ。オレに狙われてたのも気づかなかったし」

「だってしゅーちゃんには嫌われてると思ってましたし」

「鈍感。身体はこんなに敏感なのにな」

そう言っていきなり服の上から胸を揉む。

「ひゃっ」

「風呂、そろそろ溜まっただろ。入るぞ」

「は、はい」

「下着、見られたくないんだろ?オレ先に入ってるからゆっくりおいで」

「う、うん…」

それはそれで結構恥ずかしいんですけど…まぁ、脱がされて色気ないとか言われちゃうよりいいかな。しゅーちゃんがバスルームに消えたことを確認して、服を脱ぎ裸になる。脱いだ下着は畳んだ服の間に挟んで目につかないようにして。

「しゅーちゃん、入るよ?」

「おうっ」

一応断りを入れて、バスルームのドアを開ける。しゅーちゃんはすでにバスタブの中。背を向けて身体を洗う。

「洗ってやろうか?」

「い、いいですっ。大丈夫」

「なんで?もう濡れてるのバレちゃうから?」

「しゅーちゃんっ」

「今濡れてなくてもこれからいっぱい濡らしてあげるから」

「このエロオヤジっ」

「チカだって充分エロいだろ?それに充分オヤジの素質あるぞ?」

散々あぁでもないこうでもないとからかわれながら、バスタブに入るように促される。

「でもさ。異動になったらしばらくはこうやってチカ抱けないんだな」

背後から抱きしめるような体勢。私の肩にあごを乗せてしゅーちゃんが言う。前に回された手は、やわやわと胸を弄ぶ。

「ほぼ毎日顔合わせてても約1ヶ月エッチできなかっただけでこんなに欲求不満になるのにな」

もう片方の手で足を開かされ、簡単にしゅーちゃんの長い指が秘所への侵入してくるのを許してしまう。

「ほら、チカだってもうこんなになってる。水じゃないよね、コレ。チカのエロい液だ」

「あぁんっ」

「すごい。まだ指だけなのにこんなに締め付けて。ダメだろ?指動かせないじゃん。ほら、少し力抜いて」

「そ、そんな…こと…言われても…」

自分の意思でコントロールできるほど器用じゃない。耳元で大好きな声でいやらしいこと囁かれて、気持ちいいところを的確に刺激されたらそうなっちゃいますって。

「あぁ。もうダメだ。我慢できない」

しゅーちゃんはそういうと突然私を抱きかかえるように立ち上がる。きわどい部分に固くなったしゅーちゃんのソレが当たる。え…このまま…?

「このままナマでチカん中ブチ込んで中出ししたい、って言ったらどうする?」

「えっ?」

い、いくらなんでもキケンすぎやしないでしょうか。思わず排卵日を計算してしまう。

「ダメ?」

ゆるゆると腰を動かすから、入り口がしゅーちゃんの先端でこすられてるような状態になる。一歩間違えば、本当にナマでそのまま飲み込んでしまいそう。ど、どうしよう。正直、このまま貫いて欲しいとさえ思ってる自分が怖い。ダメじゃない、って言っちゃいそうで。

「冗談だよ。そんな泣きそうな顔して困るな」

ぽんぽん、と子供をあやすように私の頭を撫でるとしゅーちゃんが離れていく。緊張がほどけて私はするすると腰が抜けるように座り込んでしまった。

「大丈夫か?悪い。冗談がすぎたな」

再び私を抱きかかえると、脱衣所へと連れて行ってくれた。されるがままバスタオルで身体を拭かれる。

「立ってられるか?」

洗面台に掴まるように促され、頷くとしゅーちゃんがふっと離れていく。ベッドのほうへ行ったようだ。しばらくして戻ってきて背後から再び私を抱く。

「チカ…」

優しく呼ばれたと思ったら再び硬いものが押し当てられる。今度はゴム越しだけど。

「まだヌルヌルしてる」

さっきと同じように入り口をしゅーちゃんの先端でこすられる。

「あぁっ」

「ほら、ちゃんと掴まって。腰突き出してごらん」

「んっ」

「いくよ…」

「あぁぁっ」

しゅーちゃんの硬い先端が侵入してくる。ナカが擦れる感覚にそれだけで達してしまいそう。

「チカ、前見て」

洗面台の大きな鏡に、背後からしゅーちゃんに貫かれてるいやらしい顔をした女が映っている。かろうじて繋がっている部分は映っていないものの、目を背けたくなる光景には違いなく目をつぶってしまう。

「ダメだよ。ちゃんと目開いて。ほら、もっと腰突き出して」

背中を押されると自然と腰を突き出す形になる。身長差があるからしゅーちゃんは若干かがむような形のまま腰を前後に動かし、私の中をかき混ぜる。片方の腕でしっかりと私の腰を抱き、もう一方の手で胸を揉みしだく。

「コレ、気持ちいいけど視覚的にヤバイな。オレ、もうイキそう」

私はもうただはしたない喘ぎ声をあげるばかりで、洗面台にしがみつくようにして立っているのがやっと。

「ベッド、行こっか?」

そう言うと繋がったまま歩かされ、ベッドへと誘導された。


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