新婚旅行-3
「じゃあ、目を閉じたら」
「はい。」
私が目を閉じると突然、唇に何かが当った。キ、キスされた〜。」
えっ? えっ? 急に口の中に異物が、入ってきた?舌?なんか、うにうに動いてる感じが変な感触。なんだか、息が止まりそう。
「フーッ……」
しばらくして、御主人様の唇が離れ、私は深く、息をはいた。
「純ちゃん、キスしてる時、息は止めなくてもいいんだよ。キスをするのは口。呼吸するのは鼻なんだから」
「ち、違うの。止めようと思って止めたんじゃなくて、その、なんか息ができなくなったの」
思わず赤面してしまう。
お姫様抱っこの状態から下ろしてもらい。
御主人様の右足の太股を挟む形でまたがり両手を首に回して今度は自分からキスする。
もちろん恥ずかしいので目は、閉じてる。
私はキスしながらおっぱいを御主人様の胸に、強く押しつける。
更に股間も、太ももに強く、こすりつける。
「はぁ、はぁ、はぁ、……」私は唇を御主人様から離すと肩で息をしていた。
「だから!鼻で息しろ!鼻で!」私はキスをやめた後もおっぱいと股間を御主人様にこすり付けていた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」荒い息使いは当然、止まらない。
やだ、股間が熱くなってしかも濡れてきてる。
きっと、御主人様にはばればれだ。
御主人様は、ゆっくりと、私を、ひきはなす。
「あの?」いきなり、おわずけをされ困惑する。
「そろそろ、夕食の時間だ。時間は予約してあるしシャワーを浴びてから行くだろう? これ以ゆっくりしていられない」
「ふぇ〜ん」こういうのをヘビの生殺しっていうの?
「食事のあと、ゆっくり可愛がってあげるよ。とにかく着替えたら?」
私のパンツはぐっしょりと濡れてレースにしみができている。
シャワーを浴びてレモンイエローのブラとパンツを着ける。
さて、服はどうしようかと考える。ホテルないの高級レストランだからやっぱりスーツかな。
「あ、服はこれを着て」御主人様がさっきのランジェリーショップの袋を差し出す。
「これも下着ですか?」
「いや、さっきのお店、下着以外に普通の服も売ってたんだよ」
「そうなんだ。気がつかなかった。でも、いつの間に買ったんです? 買ったのも気がつかなかった」私は、差し出された、袋を受け取る。
「純ちゃんが採寸してる間」
「わぁ〜、かわいい〜」袋を開けると黄色いデニム地のスカートとノースリーブのブラウスだった。
「ん?あれ?このスカート、短くないですか?」
「短いよ。」あっさりした答えがかえって来た。
実際に着てみると本当に短いマイクロミニスカートだ。
「これって、普通に立ってるだけでパンツ見えちゃうんじゃ?」
「大丈夫、ぎりぎり見えないし、後ろに立ってあげるから」
結局、その服でレストランに行くことになった。
レストランは、ホテルの最上階で上品で落ち着いた雰囲気で夜景がとてもきれい。
ただ、私は、夜景を楽しむ余裕はなかった。
パンツが、見えちゃうんじゃないかと思うと気が気ではなかった。
実際、パンツは見えてなくとも、これだけ、短いスカートだと他の男性の視線がすごく気になる。
レストランのテーブルの席に着く時もウエィターさんが椅子を引いたときも見えちゃうんじゃないかとドキドキしてた。