勉強部屋-1
タオルを巻いて応接間に戻ると、由美ちゃんの姿がなかった。
その格好のまま、階段を上って由美ちゃんの部屋に向かう。
『ゆみちゃんの部屋』という可愛いプレートのかかったドアをノックする。
「はい」
ドアを開けて中にはいると、由美ちゃんは自分のベッドに入って、こちらを見ていた。
ベッドの横に立って、彼女を見つめる。少し緊張した様子が見られる。
俺は、身を屈めてキスをする。
軽いキスから、舌を絡める熱いキスに変わるまで、いくらも時間はかからなかった。
俺が、シーツをめくると、由美ちゃんの全身が現れた。
タオルを巻いてはいるが、隠れていない腕や肩、胸元や脚が部屋の灯りに輝いて見える。
「やだ、恥ずかしい・・・。暗くして」
「だいじょうぶ、綺麗だよ。由美ちゃんをきちんと見たいから、灯りはこのままにするよ」
俺もベッドに上がり、隣に寝る。
おおい被さるようにしてキス。
そのまま横にずらして、耳元から首筋へ唇を這わせる。
もう一度耳元まで舐めあげて、耳たぶを軽く噛む。由美ちゃんの身体がビクっとした。
「可愛いよ、由美ちゃん」
「大好き・・・」
再び唇を重ねながら、タオルの合わせ目を開く。
右手で露わになった胸を撫でる。優しく揉み、親指で乳首を擦る。
「固くなってるよ」
「んふぅ・・・」
右手はそのままに、もう一方の乳首に舌先を当てる。
母親の麗子さんと比べると、ずいぶん小さな乳首だ。
舌先ではじくように震わせる。
「あんっ・・・」
唇でくわえ、吸う。口の中で舐め回し、また舌先でねぶる。
「あん、あん、あんっ・・・」
「感じるかい?」
「うん、感じちゃう」
「いいよ、もっと感じてね」
両方の乳首を口で刺激しながら、余分な肉のないお腹を通って淡い茂みまで、ゆっくり撫で下ろす。
しばらく遊ばせてから、彼女の股を指先で割る。
「おぉ…」
予想以上の溢れ方に驚いて、思わず声を漏らしてしまった。
「こんなになってる」
「だって…いっぱい…するんだもの…」
「すごく感じてるね」
「うん…気持ちいいの…」
それでも慎重に指先を遊ばせる。
熱い狭間に指を沈め、周囲を撫で、さらにクリトリスに指先を当て、ゆっくり撫で回す。
「あぁ…あんっ、いい…」
溢れる蜜を指先ですくい、塗らした指で優しくいじる。
「いい、すごくいい・・・」
俺の指の動きにつれて、由美ちゃんの身体が小刻みに揺れてきた。
指を抜き、身体の位置を足元に変える。
そっと脚をつかみ、ゆっくり開いていく。
「いや、恥ずかしい…」
閉じようとする脚の間に身体を入れる。
「由美ちゃんのエッチな部分を俺に見せて…」
「あぁ…いやぁ…」
蜜に濡れているピンクのひだは、麗子さんと比べると、二回りほど小さい。
色も明るく輝いている。
「綺麗だよ、すごく…」
由美ちゃんの割れ目に舌先を伸ばす。
全体を何度も舐めあげてから、クリトリスに舌先をあてて震わせる。
上唇で、クリトリスにかかるカバーを押し上げ、しゃぶるように舐めまわす。
「あああああ・・」
どんどん声が大きくなり、悲鳴にも似た声が高まって、ふいに途切れた時、由美ちゃんは絶頂に達していた。
「また、イっちゃたね」
「うん…」
荒い息遣いのまま由美ちゃんが答える。
「すごかった…」
「感じてくれて嬉しいよ」
「自分でするのと全然違うの」
「そうか。これから、もっともっと気持ちよくなれるからね」
由美ちゃんが、俺の顔をじっと見つめた。
「ママみたいに?」
「うっ…」
「あたしも同じように感じさせてね…」
「うん…」