セクハラ-4
間もなく健太郎は外回りに出掛けて行った。
(今日はエッチなしかぁ…)
急に寂しくなる。健太郎と初めてセックスしてからまだ一週間も経っていないが、雅江にとって濃い日々だ。もう健太郎の肉棒なしでは生きていけなく感じていた。
この日、健太郎のいいつけ通りオナニーを封印した雅江。寝る時も悶々としたし、朝起きた時も悶々していた。会社に行く途中、車の中でイヤラシイ事ばかり考えてしまった。
「ああん…ヤリたいっ!」
思わず叫んでしまった雅江は駐車場に着く。いつもより30分早く会社についてしまい、車を降り更衣室で着替え事務所へ向かう。
「あ…。」
廊下に健太郎がいた。
「雅江。」
手招きされ、健太郎に近寄る。
「書庫行くか。」
健太郎は地下の書庫へ雅江を連れ込み鍵を閉めた。
「朝イチの雅江の匂い…いいね。」
雅江に抱きつき首筋に顔をつけ匂いを嗅ぐ。
「昨日はオナニーしなかった?」
「我慢したよ…?」
「ふふ、だろうね?欲求不満な顔してるからね?」
「えっ…?やだぁ…!」
恥ずかしくなる。
「さぞかし溜まってんだろうねぇ、雅江?」
健太郎はいきなりスカートの中に手を入れパンティの上から性器を撫でる。
「あん…朝からパンツ汚れちゃう…。」
「どうせすぐシミだらけにするんだろ?ほら、言ってるそばからもう湿ってきたよ…。」
「あん…」
「相当溜まってるね?フフフ」
グイグイ指で刺激する健太郎。
「ああ…川田君…。ハァハァ…。今日は…してくれるの?」
「今日も出来そうもないよ。ゴメン。」
「え〜…」
残念そうな顔をする。
「新しい事務服、支給されたよ?だからたくさん汚してもいいのにな…。」
「マジ…?」
「うん。」
「雅江、明日やらない?事務所で。」
「明日?仕事終わってから?」
「うん。」
「いいよ?」
「今日は我慢できる?」
「うん。」
「じゃあお詫びに今からイカせてあげるからね?」
健太郎の目の色が変わった。