第一章〜女騎士と王子〜-4
「こんなに沢山射精なさって‥‥私の手は気持ち良かったですか?」
わざとらしく手についた精液をヌチャヌチャと弄んで見せると見せ付けるようにペロリと舌を出して舐めとり
「まだ射精し足りないのかしら、王子のオチンポ固いままですわ」
射精したにもかかわらず、勃起したままのペニスを見下ろしてからキョウを見やり微笑んで見せ。
「う‥‥」
射精の余韻にぼんやりとしていたキョウだったが射精した精液を舐めとるという卑猥な仕草にドキリと食い入るように見つめるも未だに欲望たぎらせている股関のそれを指摘され慌てて顔を背ける。
「それなら次は此方を使って王子をイかせて差し上げます」
そう言うと同時に鎧の胸当てを外し、ぷるんと乳房を露出させ横から手を当てギュッと寄せたり離したりと豊かなそれを相手に見せ付け。
「鍛練の時からここを見ておられましたよね?」
精液が張り付いたままの谷間を指差して相手の視線感じていたと伝え、気付かれていたと羞恥心煽られ黙っているキョウを尻目に乳房を差し出すように身体を突き出し。
「どうしてこう、男性はおっぱいに目がないのでしょうね?」
さも不思議でならないと口元を笑みの形に歪めながら問い掛けるも答えを待たずに起立したままの逸物へ乳房を近付け
ームニュリ‥‥
そのまま谷間へ挟み込んでしまう。
「うあぁ‥‥」
「まだ挟んだだけなのにとても気持ち良さそうですね」
手とは違う柔らかな感触に恍惚の溜め息を漏らすキョウを楽しげに見下ろすレイナ。
そして、両手を乳房にそえると精液を潤滑油とし胸を上下させペニスを扱き始める。
扱き続ける内に精液だけでなく勃起したペニスの先端から先走りが溢れ出し、滑りが良くなる事で卑猥な水音を立てて行われる乳房による奉仕の快感増していき。
「うぅ、また‥‥っ」
たまらず射精の予感訴えるキョウ。
「またイってしまいそうなのですね?」
それを察したレイナは乳房から手を離し、一旦行為を中断する。
射精寸前で刺激を取り上げられたキョウは沸騰した欲望が股間で渦巻く焦燥感に悶えてしまう。
「また‥射精なさりたいのですか?」
答えは分かりきっていると言わんばかりに意地悪く笑みを張り付けたまま問い掛ける。
悶々とした感覚に屈したキョウは射精したい一心でコクコクと頷いていく。