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大人への階段
【ロリ 官能小説】

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アミ-1

サナ(桂木佐奈)とジュン(赤井純)との事件があったその日、家に帰った僕はずっと夢遊病者のようにボーっとしていた。
その日の夕食は僕の好きなピーマンの肉詰めだったけど、ほとんど全く手が付かなかった。
僕の脳内では、ずっとサナと純の裸体、そして初めて目の当たりにした女性器、サナの開かれたオマンコがエンドレスで再生されていた。
言うまでも無く、下半身はずっと勃起したままだった。

「お兄ちゃん?お兄ちゃん…。お兄ちゃんってばあっ!」
「はっ?うん?何?」
妹のアミ(亜美)は何度も僕を呼んでいたようで、袖を掴まれて強く揺すぶられて初めて気が付いた。
「何ボーっとしてるの?どこか調子悪いの?」
アミは僕の顔を覗きこむようにして、心配そうに訊いてくる。
「ううん、何でもないよ…」
僕はごまかすように気のない返事をした。
「早く食べちゃってよ。お兄ちゃんの好きなピーマン、冷めちゃうよ」
そう言ってアミは、ご飯茶わんを持ち直してまた箸を動かし始めた。

アミは僕の一個下の学年の5年生。
システムエンジニアでいつも会社に泊まり込んで滅多に帰ってこない父。
中学校の社会科教師をしていて、水泳部の顧問をしている母。
母は顧問をしているせいか帰りがいつも遅い。
両親がそんな状態なので、アミはとてもしっかりものに育っている。
炊事、洗濯、掃除などは一応それなりにこなしている。
もちろん、僕もそれなりに手伝ってはいる。

アミは背が高く、僕とほとんど変わらない。
髪はロングとショートの中間くらいの長さで、いつも両脇をゴムで止めている。
痩せ形で色は白い方。
最近、胸は少し膨らんできているようだ。
淫毛や腋毛は生えてない。
右わき腹には、小学校に入る前にした怪我のアザがあり、左腿に、線を結ぶと正三角形になるように並んでいる珍しいホクロがある。
何でこんなに妹の身体に詳しいかというと、いつも一緒にお風呂に入っているからだ。
小学校に入る前からいつも一緒に入っていて、今でもそれが習慣になっている。

社会科の教師をしている母親の影響からか、アミは歴史が好きだ。
僕も歴史は好きなので、よく二人で鎌倉幕府が何とか、江戸幕府が何とか話している。
好きなテレビ番組や漫画も同じで、話し出すと話題が尽きない。
この頃の僕にとって、一番身近で心を許せる相手がこの妹のアミだった。

「お兄ちゃん、今日は7時にお風呂に入ろう。8時からNHKで『新撰組』やるからね。食器はアミが片付けるから、お兄ちゃんは部屋で休んでなよ」
アミは僕が調子悪そうにしているのを気にしてか、今日は僕が当番であるはずの食器のあと片付けを引き受けてくれた。
僕はアミの好意に甘えることにして部屋に戻った。

部屋に戻った僕は、すぐにオナニーを始めた。
ズボンとパンツを下ろすと、勉強机の椅子に座り、右手でしごき始めた。
女子トイレで見たサナ(桂木佐奈)とジュン(赤井純)の裸体、サナの開かれた女性器…肉穴…オマンコがめまぐるしく頭の中を駆け巡る。


ああ、気持ちいい…。
オナニーってこんなに気持ちいいものだったんだ…。


セックスって…気持ちいいのかな…。


オマンコに…オマンコにチンコ挿れたら気持ちいんだろうか?


僕は今まで考えたことがない、いや、考えようとしなかったことを考えた。
手でしごくだけのオナニーでさえこんなに気持ちいんだから、きっと天国みたいな気持ちよさなんだろう。


ああ、挿れてみたい…。
オマンコにチンコを挿れてみたい!
誰でもいいからオマンコを味わってみたい!


イキそうになった僕は、急いで机の上のティッシュを取った。
白く濁っていない、水っぽい精液がティッシュの上に出た。
僕は何となくそのティッシュの臭いを嗅いでみた。
今までに嗅いだ事のない、独特の臭いがした。
いやらしい臭いだ。

頭からまだオマンコの残像が消えない。
僕の頭はどうかしてしまったみたいだ。
自分じゃない、他人の頭みたいだ。

机の上の時計を見ると、もう7時になる。
アミと約束したお風呂の時間だ。
勃起はまだおさまらない。
でも、僕は構わずパンツとズボンをはいた。

脱衣場へ行くと、ちょうどアミも来たばかりだった。
「お兄ちゃん、だいじょうぶ?」
僕の顔を見たアミはまた心配そうにそう訊いてきた。
よっぽど、だいじょうぶじゃない顔を僕はしてるのだろう。
だいじょうぶ、と生返事をした僕は、フラフラと着ている物を脱いだ。
アミも隣で心配そうに僕を見ながら脱いでいる。

「あっ!」
アミは突然、声を揚げた。
何かと思ってアミを見ると、彼女の目線は僕の下半身に注がれている。
まだ勃起したままの僕の肉棒をアミは見ていた。
僕は慌てて隠そうと思ったけど、もう間に合わないのが分かったので、隠す途中でやめた。
「だいじょうぶだよ。そのうちおさまるから」
僕は何とか適当につくろって先に浴室に入った。

まずい、見られた…!

シャワーを浴びながら、僕は思った。
勃起したところをアミに見られたのは初めてだった。
事の重大さに気付くと、僕の心臓の鼓動は早くなった。
やがて、遠慮がちに浴室の扉が開いてアミが入ってきた。
僕は意識してアミと視線を合わせないようにして、シャワーを使うのを交代した。
アミは何か言いたそうにしていたけど、何も言わずにシャワーを浴びていた。
髪を留めていた両脇のゴムを外したアミは、どことなくサナに似ていた。

僕とアミは終始無言で身体を洗い、入浴し、浴室を出た。


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