賢者ルシャード
官能リレー小説 -
ファンタジー系
この作品は官能小説です。
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書き出し
「僕は今、新しい魔法の勉強中なんだ。
それでね、実験相手を探してるんだよ。
うん。活きのいい、健康な姉さんみたいな人がいいんだけどね。あ、嫌なら、他に実験につきあってくれる人、紹介してくれない?」
十五歳の少年ルシャードが休暇で館に帰宅している姉に、相談を持ちかけている。
最近、普通の学校の勉強では飽きたらず、魔法術学に興味を持っているらしい。
同じ十五歳の頃に両親から無銘の剣をごねてプレゼントしてもらった。
今では、王国騎士団の百騎長の肩書きを持つ姉としては、かわいい弟の将来が楽しみではある。
「美人で強くてかっこいいおねぇちゃんじゃなくちゃどうしても嫌なら、つきあってあげるけど」
「……あ、せっかくの休暇でゆっくりしたいよね。他の人を探してみるよ、ごめん」
「ちょっと待ちなさいよ。暇だし、いいよ」
部屋から出て行こうとするルシャードを呼び止めて、にっこりと笑う。
任務で一ヶ月以上、実家に帰ってなかった。
他の騎士たちは宿舎で暮らしていて、まめに実家に帰る者は少ない。
それでも彼女は弟に会えるのが楽しみで、休暇が取れると実家に帰っている。
それでね、実験相手を探してるんだよ。
うん。活きのいい、健康な姉さんみたいな人がいいんだけどね。あ、嫌なら、他に実験につきあってくれる人、紹介してくれない?」
十五歳の少年ルシャードが休暇で館に帰宅している姉に、相談を持ちかけている。
最近、普通の学校の勉強では飽きたらず、魔法術学に興味を持っているらしい。
同じ十五歳の頃に両親から無銘の剣をごねてプレゼントしてもらった。
今では、王国騎士団の百騎長の肩書きを持つ姉としては、かわいい弟の将来が楽しみではある。
「美人で強くてかっこいいおねぇちゃんじゃなくちゃどうしても嫌なら、つきあってあげるけど」
「……あ、せっかくの休暇でゆっくりしたいよね。他の人を探してみるよ、ごめん」
「ちょっと待ちなさいよ。暇だし、いいよ」
部屋から出て行こうとするルシャードを呼び止めて、にっこりと笑う。
任務で一ヶ月以上、実家に帰ってなかった。
他の騎士たちは宿舎で暮らしていて、まめに実家に帰る者は少ない。
それでも彼女は弟に会えるのが楽しみで、休暇が取れると実家に帰っている。