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駆け抜ける、青春
官能リレー小説 - 学園物

総合順位:1064位
学園物:79位
得票数:71
発起人:匿名さん
投稿日:2020-01-03
最終投稿者:匿名さん
最終更新日:2020-01-31
投稿数:68

この作品は官能小説です。
18歳未満の方は閲覧禁止です。またアダルトコンテンツを不快に思う方はご遠慮ください。

はじめから読む

書き出し

沿道から無数の歓声が聞こえる。
いまは高校生、女子の駅伝大会の真っただ中である。

最終区間・5区のたすきリレー地点。
「桃陽学園、スタンバイお願いします」
係員にそういわれ、桃陽学園のアンカー、青山愛未が中継所のスタート地点に立つ。
直線道路の遥向こうからは、遠くからでもわかる黒い肌の少女が綺麗なフォームで愛未の方に向かって駆けてくる。

「レベッカ!ラスト、頑張れ!!」
愛未は駆け込んでくる少女に声を張り上げた。
声をかけられたレベッカという黒い肌の少女はそれにこたえ、肩にかけていたタスキを外し、愛未に向かって高々と掲げる。
その表情に疲れは一切感じられない。

「マナ!」
「お疲れ!」

愛未はレベッカの方をポンポンと叩き、タスキを受け取り駆けだす。
現在3位、トップを行く高校とは1分30秒差。

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