後輩
官能リレー小説 -
学園物
この作品は官能小説です。
18歳未満の方は閲覧禁止です。またアダルトコンテンツを不快に思う方はご遠慮ください。
書き出し
憧れて、焦がれて、夢にまで見た肢体が今、天音の体の下にあった。
目を閉じた、無防備な姿勢で。
肌に、鼻を埋める。
甘やかな匂いが、鼻腔を埋め尽くした。
「沙織、先輩……」
かすれた声で、天音は肢体の持ち主を呼んでみる。
扇状に広がったまつげが震え、少し色素の薄い瞳が現れた。
「天音君……?」
コンプレックスだった女の子のような名前に、この時ばかりは感謝する。
本当に、自分の名を呼んでくれていると思うから。
「ほ、本当にいいんですか?」
天音の上擦った声に、沙織はかすかな微笑みで答える。
「うん」
目を閉じた、無防備な姿勢で。
肌に、鼻を埋める。
甘やかな匂いが、鼻腔を埋め尽くした。
「沙織、先輩……」
かすれた声で、天音は肢体の持ち主を呼んでみる。
扇状に広がったまつげが震え、少し色素の薄い瞳が現れた。
「天音君……?」
コンプレックスだった女の子のような名前に、この時ばかりは感謝する。
本当に、自分の名を呼んでくれていると思うから。
「ほ、本当にいいんですか?」
天音の上擦った声に、沙織はかすかな微笑みで答える。
「うん」