PiPi's World 投稿小説
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No206-01/08 06:49
女/木蓮
P902i-3eLWE.NG
この降り積もった雪のように

重く、凍えたあなたの心

少しでも身動きがとれるように

私がその雪を溶かすことができたなら

あなたはその真っ白な道を進むことができますか?
進んでくれますか?

たとえ吹雪で先が見えなくても

誰かと一緒なら心細くないはずだから

私の手を握り返してくれませんか?

二人なら見えない道も見えてくるかもしれない

だから……

見えなくても
迷っても
立ち止まっても

私はこの手を離さない

だから一人で泣かないで…
No205-01/08 01:31
男/眸子
N900i-fEBg8Idz
そんなに悲観しないで
僕たち人間には
口があるんだから
たくさんのコト
お話しましょ

時間なんて
つくろうと思えば
いくらでもあるんだから

これから先の未来
一緒に笑い合うために

僕にできることがあるならば
なんでも話して欲しい

僕も話していくから

まだまだ
距離は離れているかもしれないが

君とは
たくさんの時間を
共有したいと願うから
No204-01/07 17:52
女/沙羅
P901i-1GKj6rZA
あのね、知ってる?

人は“死”があるから
“生”を考え努力するんだよ

決められた期間があるから
人は
憂い
苦しみ
恐れ
喜び
悲しむんだよ

期限がなければいつでも
できることは頑張らないし
その必要がないからね

人は“死”があるから
生かされていることに
感謝できる素敵な存在なんだよ
No203-01/07 11:33
男/マコト
F901iC-U8KUhpGc
必ず明日は来る
生きてさえいれば

よくも悪くも
昨日が生まれる

手首を切りたくなるときも
あるだろうけど

僕らは生きなくてはいけない

独りが恐くなるときも

僕らは耐えなくてはいけない

悲しい
辛い
苦しい

生きているからこそ感じられて
それが感じられたなら

あなたは生きれている

きっといつか

今を
誰か大切な人と
笑い合えるときがくる

だから
生きて

切った手首は恥ずかしくない
隠さないで

生きて
No202-01/07 08:39
女/ヒナ
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深々と降り続く雪は体を芯から冷たくする

独りじゃないのだと知ってほしくて
泣きながら何度も言葉を尽くして訴えた
必死だったよ

いつも支えてくれた貴方
直接耳に響く優しい声

目の前に広がる北国の雪景色
暖かい思い出
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