PiPi's World 投稿小説
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No459-02/08 11:11
男/秋兎
V602SH-.YatCL63

無理に笑わないでいい

人を傷つける事を恐れて君の心はこんなにも傷だらけじゃないか

だから少し休もう

残酷で無神経な『頑張れ』なんて台詞を俺は口にしないから

だから頑張らなくていい

そのかわり、ずっと手を繋いでいてあげる

黙って君の傍にいよう

君が休める宿り木になろう

もう一度、羽ばたいて行けるその日まで

宿り木から飛び立てるその日まで

繋いだこの手は離さない

繋いだ心は離さない
No458-02/08 07:19
女/音藤 紫
P902i-tTEW8T90
好きだから
抱き締めたくなる

好きだから
いじめたくもなる

好きすぎて
歯止めが効かない事もある

好きすぎて
どうにも出来なくなってしまう


俺の場合
『スキ』の気持ちは
体での表現になってしまうから


なんでなんでってうるせぇんだよ
そんなの

愛してるからに決まってんだろ
No457-02/08 02:21
女/倖
KC33-.K/EcPrj
錆びたドアノブ回す俺その後に続くオマエ 薄汚れたドアー・ガチャリと閉まればアッシュの世界は二人の楽園に 後は愛の儀式を交すだけ でもそれが許されるのはこの空間 現身の世界では 逢いも愛も許されない オマエは紙切れ一枚で法の定めた相手がいる だから この部屋でだけ俺達は背徳の逢瀬を重ねる 法の効力なんかきかねぇ 神の力も要らない此処には俺の愛しか存在しないから この異空間から飛び出せば忽ちオマエは還元されるんだ現実に だけど 有限と有償の束の間 俺の恋情に身を任せてくれ 溢れる心 震える瞳 俺の恋情で火照るオマエ 愛してる〜恋情Hotel〜
No455-02/08 01:13
男/デルタ
PC-8QneLL47
違う、それは最初から暗闇だった

人は生まれたその瞬間、善
ならば自分はヒトではなく
狂うほどに乱雑する、偽善
ならば奴らは退化の標

いつも心に闇が棲み
その目は黒く病みに澄む

さぁ、壊れゆくヒトを退治しよう
我は已みへの断罪者

さぁ、壊れている自分と対峙しよう
我は已みへの断罪者

違う、それは最初から暗闇だった
だから自分はヒトではなく
我はやみへの断罪者
No454-02/08 00:56
男/デルタ
PC-8QneLL47
「このまま時間が止まればいい」と僕は言った
君がいて
僕がいて
そこに幸せが生まれる
だから他に何もいらないと思った
けれど君は首を横に振ったね
ずっとずっと先が見たいって

そうだね
きっとこれから何度も僕らは
喧嘩して罵り合って
そして抱き合うんだろう
だから、いま誓うよ
君と過ごす、すべての時間を愛する
幸せな未来も
そうじゃない未来も
君の笑顔も
君の涙も
すべてを大切にするよ

これから流れる君の時間に
僕は寄り添っていくから
どうか迷惑がらないでくれないか
そしてどうか
僕の肩に
君自身を預けてくれないか
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