PiPi's World 投稿小説
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No681-09/09 02:28
男/白いフクロウ
811SH-OtmwnKgP
ごめんなさい。私は、死にます。
もうあなたに会うことは出来ません。あなたと話すことは出来ません。あなたを想うことは出来ません。

私は死にたくないです。あなたと、生きていたいです。でももうそれは叶いません。
だから最後に、あなたへの想いをつづります。
愛しています。心から、好きでした。

ああ、死んでしまう。
意識が薄れていく。
目の前が消えていく。
ああ、怖い。
怖い。
死にたくない。
死にたくない!

私は死にます。
あなたを、愛しています。
ああ、さようなら。

ああ。

そして、ありがとう。





ではぼくも試しに指定無しで。有りとどちらがよいか比べてみましょう。
No680-09/08 16:04
男/零凱
N901iS-4FtCthEa
――誤解しないでくれ。コントだ。これはコントなんだ
――敢えて零点の答案を偽造し、テストの点に一喜一憂する事の可笑しさを表現する、風刺と諧謔に満ちた良く出来た寸劇なのだよ
――え?衒学的?衒学的という言葉を使う事自体が衒学的だと思うのは私だけですか?
――あっやめてあんまりじっくり眺めないで……
――そうですよ零点に偽造する前は十点でしたよええ満点は百点ですよ君は意地悪だね
――母親に向かって君とは何だ?だから言ったでしょこれはコントなのだよ馬鹿だな痛っ!
――ごめんなさい……


『たいぎい』は奈良弁の『おとろしい』と同義だとみた!(若い子はあまり使わないけどね……儂も人の事言えないけどね)

指定は無しです。零凱は指定無しを推奨します。
No679-09/07 19:47
女/紫煌
P700i-cilJg/Xi
「いやはや、あんたはアホじゃ」
「うっせ!」
「誰に似たんじゃろ?」
「とにかく、おかんの娘であることは間違いない!」


ある日の朝、普通に起きた。
普通にトイレ行って、
普通に歯みがきして、
普通に飯食べて、
普通に制服に着替えた。

8時38分。

(あ〜学校行かんと…たいぎぃ〜〜)

ぬぉ?
「おかん!弁当は?」
洗濯していた母はしばし、あたしを見つめる。
「……購買で買いなさい」
「金」
「……………」
300円をくれた。

高校は家から徒歩1分の所にある。45分からのHRには余裕余裕。

のんびり歩いた。
てくてく歩いた。

校門に着く手前、母にツッコまれた。
「今日、休みでぇ?」

ふえっ!?
9月23日(金)、祝日。
おぉおおお、のぉおおお〜
カムバック寝坊っ!
「(家)出る前に止めろよ!」
「いや、あんたがどこまでボケてんのか見極めようとな」
「アホじゃ!」
「いや、ぼれ〜〜アホはあんた。通学人もおらんのに気づかんかったん?」
お〜そうじゃ!妙にチャリとかいねぇなぁとか…
「真っ赤恥っ!」

徹底的に黙って、こっそり尾行までして電柱に隠れ、ひとりクスッ。
…おかんの畜生!


友人曰く
「間の長いコントじゃのぅ」



※実話です(‐ε‐;)


次は『コント』でよろしゅう♪
No678-09/06 15:05
男/F.M
TS39-/yHcoTJZ
 バナナ、という物に卑猥なイメージを持つ人間も少なくは無いだろうが、それでも大抵の人はバナナ、と言われれば黄色を思い浮かべるのではないかと思う。
 しかし最近緑色のバナナを見た事のある僕としては、バナナ、と言われてただ単純に黄色を連想する事の困難さに気付いたのも確かだ。
 だがしかし、それでもバナナ=黄色という、物事の根本にでも位置しようとするかの様な事実は変わらないわけで、ここまでの長い思考も決して僕がバナナに興味があるからでは無く、いい歳こいてバナナの皮で滑ってしまったこの赤面ごときでは治まりきれない様な自分の行動を恥じていて、どうにか自分の精神を保とうと何かに集中する必要性を感じたからだ。

 いやはや……。


次は『いやはや』でお願いします。
No677-09/05 19:56
男/クレイモア
HI37-/Fb5nWW5
「凄い威力だ……」
彼の視線の先には、中心を抉られた的。
「ふふっ…そうでしょ?」
彼の隣で、彼女は自信たっぷりにふんぞり返った。
「どうりで自信があったわけだ…」
「当たり前じゃない。私は天才なのよ?甘くみないでもらいたいわ」
自分で天才と言う辺り、そこの辺りは少々ずれているのかもしれない。しかし、今彼の手にある発明品の威力は、間違いなく本物だ。
「…それで?これだけのものを寄越すって事は、何かしらの見返りを求めてるって事だよな」
「…ばれちゃった」
彼女は悪びれる様子もなく、ちろりと舌を出した。
「ばれるわ。付き合い長いし。…で?今度は何が引換だ?」
「…それはね」
ふ、と口元が微かに上がる。彼女は伊達眼鏡を外し、彼に迫ってきた。
「…私の、大好きなもの…」
舌なめずり。
彼の鼓動が高鳴っていく。
彼女は彼が持ったままの発明品をそっと奪い返すと、彼の唇に人差し指を乗せた。


「……バ・ナ・ナ」
「期待させんなこの野郎!」
「残念。甘くないバナナなんだけど」
「…へっ?」


次はバナナで。しかしまあ…何故バナナはアレに連想されてしまうんだろうか…
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