PiPi's World 投稿小説
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No761-05/17 12:35
ゆきみ(F902i)

会いたくて
でも
会わない

電話したくて
でも
電話しない

これがラストでなく
未来に続く
道だから

待っててなんて
言えないけど


それは
未来の
お楽しみ

さて
どうなるのかな

親愛なるあなたへ
No760-05/15 00:14
賢(P901i)
とり残された街灯と
光に濡れた雨粒

世界から切り取られた夢か
取り去られそうな騙し絵か

一秒前の雨粒達
一秒後の雨粒達

それぞれに何を思う

何も変わらない光散らして
No759-05/14 23:50
島和樹(N701i)
貴女の好きが
誰を救える?
貴男の好きが
誰を救えた?
何を望み
誰を望み
何を欲し
誰を欲す


一瞬さ
感情なんて
風が吹けば
飛んでいく
ひどくくだらない
そんなものさ
幻想を
抱く貴女は
抱く貴男は
ひどく
歪んで見えるよ


貴女から
貴男から
俺を見たら
きっと
ひどく
歪んでるんだろうな


でもそれが
真実さ

by.shima
No758-05/13 14:49
稍(やや)(SN25)
『とまと』

俺のこと
愛しているなら食べなさい

銀座ライオン
午後1時

ランチ・タイムに添えられた
白いお皿に
真っ赤なトマト
あなたの視線が痛かった

あなたのことが好きだから
頑張ったんだけどな あたし


ごめんね

悲しそうなあなたの顔と
あの日残した

あなたと
とまと




.
No757-05/11 23:50
マコト(F901iC)
香さえもしない
凍りついた
この街には

何も感じない
生きる死人が
道を歩く

僕は
どうやら
この街の屍の一つ
それも、腐りきった
冷たい塊のようだ

こんな街の
こんな僕の
隣に現れた君は

僕を溶かして
温めてくれるのかな

君の笑顔を
見ながら僕は
それを期待していた
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