PiPi's World 投稿小説
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No766-05/18 20:06
島和樹(N701i)
多分
綺麗事を吐く
完成された君は
とても偉いんだろう
多分
汚い言葉を撒き散らす
未完成の僕は
ただの馬鹿なのだろう


綺麗な言葉が
誰に届く
僕には雑音にしか
聞こえないんだが
君にはそれが
神の言葉なんだろうね


だから同じさ
君の言葉だって
僕の言葉だって
ただのゴミクズでしかない

それが
君が信じた言葉でも
僕にとったら
ゴミクズにしかならない

それは
僕にとっても
同じだがね


by.shima
No765-05/18 19:30
マコト(F901iC)
溢れた僕の
感情と涙

僕は汚い
人間だけど

悲しい気持ちで
泣いてるんじゃないんだ

なんだか胸が
押し付けられるような

喜び
嬉しい気持ちなんだ

たった一つでも
大切な何か

それが僕にも
あるってことに
気付いたのさ

今更だけど
それが嬉しくて
涙が
頬を濡らすんだ
No764-05/18 15:39
稍(やや)(SN25)
『オード・トワレ』

てのひらに溢した
朱色の香り
貴方がくれたベビィ・ハァトは
小さな空ビンになった

むっとくる匂いの洪水に
私は今にも溺れそうになる

部屋じゅうのあなたの香り
私は泥酔したようになって
体じゅうにそれを塗り込めて
もう逃がさないようにと思って


せめて
貴方の想い出だけはと思って



(別れの唄しか唄えないのは何故ι)
No763-05/18 00:18
花音(PC)
長く長くのびた黒髪
貴方が好きだといったから
貴方との年月だけ
のばした黒髪

もういいよと
貴方が言ってくれないから
切ることもできなくなってしまった
何も言ってくれない貴方に
私は
怒ればいいのか
泣けばいいのか
微笑えばいいのか

何もわからず
私は
鋏を握り締めて
どちらを切ろうか悩む

冷たくなってしまった
貴方を前にして
No762-05/17 21:53
悠(F900i)
雨が降る。

ずっとやまない
心の中のドシャ降りに

貴方は
傘をくれた訳でもなく
雲を振り払ってくれた訳でもなく

ただ、窓際に
大きなてるてる坊主をつるして
私と一緒に 泣いてくれた

たくさんの慰めより
貴方の たった一粒の涙が
私の心に虹を運んでくれた

ありがとう 親友
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