PiPi's World 投稿小説
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No934-07/04 00:32
マコト(F901iC)
世界が
なんだか
くすんで

僕は
手首に
また『一』の字を
書いたんだ

生きてる
それだけで
人は頑張れてる
みんなは
言うんだ
頑張ってるって

だけど
僕は頑張れない
頑張るってことが
わからないから

また
手首に
『一』の字を
増やしてしまった

涙が
血と混ざって
床を
赤く
朱く
染めたから

僕はまた
何もないまま
いきながら
死にながら
立ち尽くしてる
No933-07/03 01:04
ソロ(P902i)
あなたは大切な人

いつでも相談にのってくれて

いつでも励ましてくれる

本当に、大切な人

きっとあなたが離れたら

私はとても悲しむ

あなたに好きな人ができたら

私はたぶん、嫉妬する


なんで彼が好きなんだろう

なんであなたより
彼を選んだのだろう

あなたより幸せになれると思ったのかな

こんなにも悩んでいるのに

後悔しているのに…


あなたは大切な人

彼よりもずっと、ずっと

それでも私は、彼の傍にいる

これからもずっと

後悔しながら…
No932-07/03 00:05
ソロ(P902i)
君が好きです

きっと誰よりも

君の幸せを願います

僕の幸せよりも深く

君の笑顔を思い出し

とても心が切なくなります

僕を見ていないから…


僕では幸せに出来ませんでした

だから今があります

分かっています

でも、だけど

とても悲しいです

辛くて苦しいです


…今でも君が好きです

きっと、彼よりも深く

幸せである事を願います

ずっと、苦しみながら
No931-07/02 22:26
戒狷(N701i)
穏やかな空気が満ちる夕暮れは

蚊取線香と
スイカの匂い

空がオレンジから
紫色に変わって

刺を落としたやさしい風が頬を掠めて抜けてゆく

やさしい時の流れる時間は皆が笑顔で
どこかでほうっと
家族を想う

成長しても
遠く離れて暮らしても

変わらぬ気持ちは
必ずあって

絆の強さを感じ取る


変わらぬ場所を
作るあなたは

暑い夏に
空と誓いを立てるのだから

木陰を作ればそれで良い

暑い太陽が過ぎた後には
互いが互いを思いやる

やさしいあなたの
作った木陰が

やさしい風を運ぶから
No930-07/02 22:24
hippo(N900iS)
『審判』
この夜の終わりに。
明日の始まりに。
すべての血潮に。
融けるようなあなたの熱に。
留まり続けるなら。
確かめよう。
この結末を。
彼の場所の行き着く答えを。
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