PiPi's World 投稿小説
[書く|編集|削除|古順]
[戻る|前頁|次頁]

No674-2011/02/28 21:43
木蓮(F02B)

深々と降り積もる
真っ白な雪の上に

沢山の足跡

色んな形や大きさ

それぞれの個性があって
そのどれもに物語があって

どんなに踏み固められ
解けて流れてしまっても

今はひっそりと
でも、確かに残る

この足跡


僕はなんとか
生きています
No673-2011/02/25 20:01
木蓮(F02B)
今日は
見つめるだけ

明日には
目が合って

明後日こそ
一言でも言葉を交わせたら

それだけで

僕のモノクロの毎日に鮮やかな色が付く

僕のパステルカラーな未来は

きっと君と……



(ストーカーみたい汗)
No672-2011/02/21 21:54
デルタ(PC)
やぁ
僕は何とかやっているよ
いつかの君の言葉は
まだ分からないけれど
ただ毎日を生きているよ

そんな生き方はナンセンスだって
昔の僕なら目を背けた道を
確かに今進んでいるんだね

許してくれるかな
遠い過去の僕は
許してくれるかな
遠い未来の僕は

やぁ
君は何を生きている?
君は何処に生きている?

聞かせてくれないか
僕が失ってしまった
その声の弾みを
No671-2011/02/21 18:52
木蓮(F02B)
積み重ねた年月なんて

あっと言う間に壊れるよ

ほら、ね?

足枷なんてさ

案外簡単に外れてしまうんだよ

ほら、ね?

こんな現実
有り得ない

こんな現実が
僕の今

それでもさ
君を責める気になれないんだ

だってさ
きっとそうさせた僕が悪いんだ

君は悪くない

これは今までの
僕への罰だから
No670-2011/02/21 02:13
フロムポスト(HI3G)
変だね。
さっきから何かを言いたくて、どうしても誰かに何かを伝えたくて、それでも言葉が出てこないんだ。
最近夜中は忙しく酔っ払って過ごしているという、あの人はちゃんと元気かな。
最近連絡をとっていないけど、師匠は相変わらずなのかな。

変だなぁ。
もっと上手く言葉にする事が出来る筈なのに、何も言えないんだ。
何でかなぁ。

多分、それは言葉にしたら意味を無くす事を知っているから。
泡沫の手紙、夢の中であなたに言った言葉、祈りに似た叶わない願い。
きっとぼくの中には、今この一瞬だけ、誰よりも強い何かがあって。
けれどぼくではそれを上手くあなたに手渡せないから、切手のないあなた宛てのハガキを書くよ。
いつか読みに来てよ。いつかぼくの顔を見に来てよ。
最初に言う言葉は何かな、ううん、そんなのは重要じゃないんだ。
ノー・フリー・ユートピア。
ここは自由の無い楽園だから。
だから、言葉にするしかないよね。
アイ・ラブ・ユーより強い言葉をいつか作ってみせるから。
それまで待っててよ。
<戻る|前頁|次頁>