PiPi's World 投稿小説
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No578-08/14 01:33
マコト(SO905i)
抱いた夢に
何度謝れば

夢は僕を
見捨てるの?

自分に期待していた
いつかの僕は

いつになれば
僕のことを
責めてくれるの?

もう
どうしようもないんだ

僕は僕以上には
なれはしないって
知ってしまったんだ

誰かが叶えた夢の
欠片だけ
見て生きていこう

そう決めて
僕は夢を
ティッシュに丸めて
ゴミ箱に入れた

そうしたら
何だか
軽くなったよ

捨てた
夢の分だけ

生きていく
意味も同じ分だけ

軽くなったよ
No577-06/21 00:13
spring(TS3A)
貴方が隣に居る夜は、

抱いてと縋り貴方を求める。

貴方が離れていかないように。

貴方が隣に居ない夜は、

身を心を焦がして貴方を想う。

貴方が私を思い出すように。




貴方が居なくなった今、

私はまるで空っぽで。

自らを慰めて、他の男で乾きを癒して。

だけど、何時まで経っても満たされないまま。

私は今日も体を開く。

貴方はもう戻っては来ないから。
No576-06/18 23:26
案山子(SO702i)

換気扇の音
明日の気温
体の節々

もどかしい流れ
沸々たぎる熱

きっと
変える
No575-06/16 00:26
フロムポスト(CA38)
口に出した悲しみは
一体どこへ行っただろう
表に出した感情は
誰が受け止めてくれただろう

傷つけたって分からない
傷ついたって見えはしない

ねえ苦しいよ
幾ら今日を生きてみても
終りがどこにも見えないんだ
汚くたって生きてしまう

あの時感じた事達は
ぼくの中にいるだろうか
あの時言った言葉達を
思い出す人はいるのだろうか

霞んだって気にはしない
消えたって誰も分からない

ねえ苦しいよ
幾ら今日を生きてみても
誰にも会えはしないんだ
悲しくたって生きてしまう
辛くたって生きてしまう

ねえ苦しいよ
もうあまり泣けなくなってきちゃったんだ



ポエム初書きです。
時々、よろしく。
No574-06/03 11:54
商法穂(705P)
この愛しさとか
この切なさとか
この哀しさとか
このつらさとか
このイタミとか

全部物語にできるのかな

全部絵空事にして
全部綺麗事にして
全部なかったことにして
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