先祖がえり
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本文
「大丈夫、コタちゃんは私がずぅ〜っと守ってあげる・・・ずっと、ずぅ〜っとそばに居てあげるからね・・・」 小さい頃から気が弱かった狐太郎にとって従姉弟の胸の中は唯一の安らぎの場と言えた。 彼には数人の従姉弟が居るが、特に仲が良かったのは留美であった。 彼が小学生のころ、高校生であった留美は、彼のことを心底溺愛しており、まさに目に入れても痛くないほどであった。 彼が孤独に苛まれる時、思い出すのはいつも彼女との思い出であったのである。 さて、物語は彼が14歳の誕生日を迎える前日から始まる・・・ その日、彼の元に何者かが訪れた。 「・・・(誰だろう?)」 誰かが訪問してくる予定など無かったため、彼は突然の来訪者が誰なのか思案しながら玄関に向かった。 気弱な彼は玄関を開ける際も消え入りそうな声で受け答える。 「・・・はい・・・?」 「あ、狐太郎様・・・木崎 狐太郎様ですか?」 扉の向こうに居たのは女性であった。それもとびきりの美女。 背は170センチほどであろうか。女性にしては長身の部類だろう。優しげな瞳が印象的で、長く美しい黒髪はサラサラとして、かつ艶があった。
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