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図書館からの帰り方
官能リレー小説 - SF

総合順位:429位
SF:17位
得票数:209
発起人:雪ぼっこ
投稿日:2008-07-30
最終投稿者:雪ぼっこ
最終更新日:2016-04-24
投稿数:104

この作品は官能小説です。
18歳未満の方は閲覧禁止です。またアダルトコンテンツを不快に思う方はご遠慮ください。

はじめから読む

書き出し

最近は公立の図書館でも、夜遅くまで開館するところが出てきている。例えば今ここに夜道を歩いている少年、玉波雄鯉(たまなみ ゆうり)の住む町の図書館がそうだった。彼はその恩恵に預かって、この日も夜更けまで読書を堪能していたのである。
「あの推理小説、最後まで読みたかったな……でも借りてきても帰ったらすぐ寝なきゃいけないし、また明日の楽しみにするか」
いつしか道に人通りはなくなり、両側に雑木林が目立つようになった。まばらにある街灯が、彼の影を二つ三つ地面に落としている。

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