猫探偵吾輩
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No.7
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┗夜
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『こちらもぼちぼち・・と言った方が吾輩にとっては平穏だろうね』 皮肉をこめた言い方なのか、彼我は黒の中に唯一光る金色の瞳を吾輩に向けたまま呟いた。気のせいか、落ち着きがないようにヒゲの先がふるえている。 『それは、どういう意味だい?』 探偵業上、彼我がこの質問から逃げられないように単刀直入に尋ねた。 『吾輩に隠し事はするつもりもないよ。そんなのが無駄って事は理解の上だ。』 問いには、またも皮肉を含んだような返事が返ってくる。 「実は・・吾輩の同居人・・・・近藤って言ったっけ。あの人の周りに不穏な動きがあるんだよ。」
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