猫探偵吾輩
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No.5
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ペンネーム
┗人見ルイ
本文
吾輩は自慢のつめでちょいと床板を引っ掛け、体が通るほどの隙間を空けた。そしてそのわずかな隙間から、するりと抜け出し、床下をくぐり、外に出た。築何年たっているかも分からないぼろ家を買った、彼の落ち度である。 吾輩が家を抜け出していく先は、いつもの小さな空き地である。日当たり良好、無粋な人間も近寄らぬ、猫仲間の溜まり場である。
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