パワハラ上司 VS 新型うつ新人
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「先輩…俺もう何が何だか解んないです…自分が正しいって事は解ってたはずなんですけど、ああやって大声で間断無く責め続けられてる内に、だんだん何も言えなくなってっちゃって…そのうち『もしかしたら間違ってるのは自分の方なんじゃないか?』って思うようになっちゃって…俺もう主任が間違ってたのか自分が間違ってたのか…ほんと訳解んなくなっちゃって…」 昼休み、可哀想に主任から嫌がらせで大量の仕事を押し付けられた田中君は半泣きで俺に愚痴をこぼしている。これもいつもの事だ。 「なあ、田中君。君はまだ若いんだから、そんな事ぐらいでクヨクヨしてちゃ駄目だよ。俺も君ぐらいの頃にはいっぱい失敗していっぱい怒られたもん。ほら!俺も自分の仕事片付いたら手伝ってやるからさ、元気出せって!」 俺は当たり障りの無い無難な言葉で彼を慰める。本当は教えてあげたい。『あいつは君を責めてるんじゃなくて、ただ機嫌が悪くて怒鳴り散らしてるだけなんだから、まともに聞いちゃ駄目だよ』と。しかし、それは出来ない。
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