生霊
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「は…?」 彼女の言葉に周囲のざわめきが大きくなる。 「あ…あの…何の話でしょうか?僕にはサッパリ…」 「とぼけるつもり?ここひと月、毎晩に渡って私の体を弄んでおいて…」 「……」 身に覚えが無かった。 周囲は恐慌状態に陥っている。 こんな所ではまともな話し合いは不可能という事で僕は先輩を連れて教室を出た。 やって来た所は屋上だった。 ここなら人は居ない。 そこで僕は先輩の言葉の真意を聞いた。 それは生き霊であった。 先輩によると、初めて“それ”が先輩の前に姿を現したのは今からひと月ほど前の事だという。 “それ”は深夜、寝ている先輩の布団に潜り込んで来た。 それがこの世の物ならざる存在である事はすぐに解ったという。 先輩は恐怖で声を上げる事も出来なかった。 それから“それ”は毎晩現れた。
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