白々黒々世界
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┗564屋
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息も絶え絶え、使い込まれた服は所々破け、血が滲んでいる。息もあがり、体力の限界が近づいても走ることを止めない。 追っ手から逃げ延びるため? いや、それは日々迫る死への恐怖から逃げるためなのかもしれない‥‥‥ ちょうど狭い路地から開けた空き地に出たときだった。連続して銃声が聞こえた瞬間、影に衝撃が走った。背中から飛び散り、左足には焼けつくような激痛が走る。そのままバランスを失って影は地面を転がった。 体の節々が悲鳴を上げる。口からは擦れた呼吸音しか聞こえてこない。
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