クサナギ〜蒼い剣と紅蓮の翼〜
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神代と呼ばれた神々の時代。大地はヒトと人外が入り乱れた混沌の渦中にあった。優れた肉体と異能を持つ人外は好き勝手に振る舞い、ヒトを脅かした。そんな時、人外と戦い、ヒトを守る存在が現れた。それが鬼児だった。以後、彼等は歴史の裏側でヒトに仇を成す人外を屠る役目を負うことになる。そしてそれは21世紀を迎えた現代でも変わらない。 高志郎の生まれた龍海家も代々この草薙の地を守ってきた鬼児の家系なのだ。 「ん……」 カーテンの隙間から差し込む光が眩しくて、高志郎は目を覚ました。うつ伏せのまま顔を上げて、枕元の目覚まし時計を見る。午前7時5分。そろそろ起きる時間だ。 ベッドから立ち上がり、大きく伸びをする。そうすることで固くなっていた筋肉がもとの柔軟さを戻した。 ダイニングに下りると既に朝食の準備が整っていた。キッチンから母親の籐子が出てくる。 「おはよう母さん」 「あら、おはよう高志郎。今朝は遅いのねぇ」 「ん、ちょっと疲れてるかも」 席について味噌汁を啜る。テレビは朝のニュースを流している。丁度良く草薙市で起こっている連続怪死事件及び続出する行方不明者のニュースが読み上げられているところだった。
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