クサナギ〜蒼い剣と紅蓮の翼〜
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再び走り、大蛇に接近する。最初の突進で壁に頭をぶつけた化け物は、まだフラフラしていた。 高志郎は跳んだ。同時に短剣を振りかぶる。 「でやああぁぁ!」 裂帛の気合とともに大蛇の頭を縦に両断した。 赤黒い血を撒き散らしながら大蛇は崩れ落ち、絶命した。死体はたちまち粒子になって空気に溶けて消えていく。 高志郎は裂け目に武器を収納し、その光景を見届けた。緊張が解け、溜息が漏れる。 「ふう、これで3日連続か……最近多いな」 数日前の地震の直後に正体不明の瘴気と邪気が発生してから妙に怪異が多い。普段なら一月に一回程度だった化け物退治をほぼ毎日しなくてはいけなかった。 「……戻るか」
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