もう一人のわたし
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なんかいろいろエライ先生らしき人とお母さんが言い争っている。 「娘はまだ14歳なんですよ。」 お母さんが叫ぶ。 「本当に珍しいケースなんですよ。娘さんの命の保証は私がします。世界には十億払ってでも、自分のクローンを欲しがる人間がいるんですよ。」 偉い先生が宥めるように言う。別に、そんなお金持ちが、何を考えていようと知ったことじゃ無い。 「"まりあ"は赤ちゃんを育てられるの?ママゴトや、お人形さん遊びとは違うのよ。」 お母さんが、わたしを問い詰めた。 「そんなの、やってみなくちゃ分からないよ。」 それ以外に何て答えればいいのかだって、わからない。 「自分一人でなんて、出来るわけないでしょ?どうせ、お母さんに泣きつくくせに。まりあがポチを拾って来た時だって、結局、面倒見たのはお母さんじゃない。」」 お母さんが、たたみ込むように言う。一体、何年前まで、話を遡らせるつもりなんだろ?
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