何の教訓も意味も無い話
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【大胆な医者】 ある所に名医と呼ばれているお医者さんがいました。 どんな病巣でも必ず残さず取り除いてしまう凄腕のお医者さんでした。 ある日、患者が来て言いました。 「先生、一週間前に左足の膝っ小僧をすりむいた所を放っておいたら傷口が膿んでしまいました。何とかしてください」 「ふうむ…」 お医者さんは患部を見て言いました。 「…わかった。では足を切り落とそう」 「ちょ…ちょっと待ってください!たかが膿みぐらいで足を切り落とされたんじゃ適いませんよ!」 「まあ良いから私の話をお聞きなさい。そのまま放っておいたら膿みは左足全体に…やがては全身に回って君は死んでしまう。切り落とすしかないのだよ」 こうなると患者も「名医と言われている先生の言う事なら間違いあるまい」と考えて納得しました。 こうしてお医者さんはその患者の左足を切り落としてしまいました。
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