何の教訓も意味も無い話
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【二人の奴隷】 昔々、旅の商人が二人の奴隷を連れて旅をしていました。 一人は健康な奴隷、もう一人は片足の悪い奴隷でしたので、商人は健康な方の奴隷には沢山の荷物を、足の悪い方の奴隷には少しの荷物を持たせていました。 ある時、健康な奴隷が足の悪い奴隷に言いました。 「僕達は同じ立場なのに君の方が荷物が少ないなんてズルいじゃないか。持つ荷物の量は二人とも同じにすべきだよ」 それに対して足の悪い奴隷は言います。 「でも僕は片足が悪いから、多くの荷物を持って歩くのは、とても辛いんだよ」 「でも出来ない訳じゃないだろう? 出来るのにしないというのはズルいじゃないか。君は卑怯だ。やっぱり同じ量にすべきだよ」 そして健康な奴隷は主人に掛け合って、二人の荷物の量を同じにしたのでした。
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