迷宮の
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この部屋を抜ける鍵は、「退屈」。 決して退屈を野放しにしてはいけない。 あらゆるものがあるように感じるこの部屋でも、すでにアサミの興味をひくものは少ない。 一瞬、ゾクッとした。 扉がいつ開くかは、わからない。例えばそれは今にも開くかもしれないし、次に鳩時計が声高に鳴くまでは閉じられたままかもしれない。 想像できるだろうか?そんな空間で訪れる「退屈」がどれほど危険なものか。することもなく、いつ終わるとも知れない無意味な時間に耐える、その恐怖が。 だからこそここでは、「退屈」を感じるわけにはいかない。
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