迷宮の
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その部屋には無駄に大きいテーブルがあり、マスに数字を入れていくパズルの冊子と新品の消しゴムつき鉛筆があった。それはこの部屋に立ち入ったのはアサミが最初である事を示す。 十二時間経った。アサミは冊子を完全攻略し、黒くなった右手の小指側を拭いながら次の行動を考えていた。 ここでは退屈は命取りだ。実際アサミが運良く鉛筆削りを持っていなかったら結構危なかった筈だ。 それは普通なら一週間はかかるであろうそのパズル冊子を、たった十二時間で意味の無い紙切れにしてしまった事からも分かる。
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