見果てぬ夢を追いかけて
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夏菜は収入帳を棚に戻して、厩舎で馬の世話をやっている莉夏の元に向かう。 少しだけ残っている雪を踏みしめながら、夏菜はコートの襟で口元を覆い厩舎に辿り着く。 やや暖かくなっているとは言え北海道ではまだこの季節ではコートは必要であった。 ガラガラと重厚な木製の戸は小さな音をたてて開くと、莉夏はひょっこりと馬と同調して馬房から顔を出している。 「莉夏、戻って良いわよ」 「うん、お母さんも頑張ってね」 一言だけ返事をすると、莉夏は壁に掛けてあるコートを背伸びしながら取って家に向かって行った。 さて、と呟いて寝藁を取り替える為に乾燥させてある藁を運ぶ。 これをやると身体からは汗が噴き出し、身体が熱くなってくるので冬では後で汗を拭かないと風邪をひいてしまう。 一つの馬房に大体15分程で終わらせて、繁殖牝馬を含めて7頭分の馬房を綺麗にする。
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