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15歳、微妙な年。
その他リレー小説 - ノンフィクション

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15歳、微妙な年。 1

真夜中。
お気に入りのMD超爆音でチャリで全速力───!!!

1に勉強
2に勉強
3・4がなくて
5に勉強
毎日反吐が出る

『俺、なにやってんだろ〜??』



中3の冬。



超ササイなコトが重なってただ今キレ気味中な俺。
えっ?
どんなコトだって?
それは…
秘密。
っうか忘れた(笑

なんでもいい…
俺は走りだしたい
走り去りたい!
これは俺の甘えか?


そんなコト考えながら俺は土手をっつぱしってた。




『未来のため』とはいうけれど、それを実感できない毎日。

『自分のため』とはいうけれど、アンタら、自分はどうなのよ?

結局、俺は終わりの見えない道にいるのだ。

そんなことを考えながら、俺は走る、走り続ける・・・
キキーッ!
色んなことを考えていると俺は車に跳ねられた。車の接近に気付かないなんて…。俺は道路に体を叩きつけられてしまった。意識が遠退いていく…。俺は何のために生まれたんだろう。そして、何のために死ぬんだろう。ああ…ダメだ…。俺は意識を失った。俺の15年の人生が終わった。

真っ白な天井が眩しい、
いっそこのまま死んでれば良かったのにと自分に嫌気が差す。
白衣の天使こと50歳を越えたおばちゃんがあれこれ世話をしてくれるけど学校の友達は見舞いにこない。
家族も週1しかこない。

寂しいから足のギプスに自分で落書きした、虚しい……。
好きな曲をヘビーローテーションで聞きまくる
勉強もしなくていいしホント楽


……

…………
………………



……暇すぎてMDを壁に投げつけたくなった

誰か見舞いに来いよ!

白衣の天使(笑)しか話相手が居なくてマジ苦痛なんだけど
携帯?
「院内では使用しないでください」って取られたし(笑)

むかつくわー

暇すぎて天井ガン見してたら虫みたいに動いてる気がしてきた
早く退院してぇぇぇぇっ!!


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